2022年4月4日(月)リタイヤ生活1462日目

今日は朝から寒い雨の1日だった。
まったく予定がなかったので、
少し散歩でもしたかったが、
雨と寒さでその元気もなくなり、
読書三昧の1日だった。

 

先日、あるネットの情報を見ていたところ、
第31代のハーバート・フーバー・アメリカ大統領
回顧録「裏切られた自由~フーバー大統領が語る
第二次世界大戦の隠された歴史とその後遺症」
の書評を見て興味を感じた。
ネットで調べたところ、原作が1000ページ余りの
大作のため、翻訳書は上下巻に分かれており、
1冊が約1万円弱だった。


仕方が無いので、市の図書館を調べたところ、
下巻は予約可能になっていたが、
上巻は蔵書にあるものの、
貸出できない状況になっていた。
何故貸し出し予約すらできないのか、
不審に思ったが、上巻が借りられなければ
下巻だけ借りても仕方が無いので断念。
結局、それを解説した書籍を検索して
「誰が第二次世界大戦を起こしたのか
フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く」
という電子書籍を買った。
SONY Readersストアで1865円だった。
これだと200ページ余りで、2日程度あれば読み切れる。
ただ、今になって気づいたのだが、
Amazon電子書籍では888円だった。
少し検索をサボったために1000円も散在してしまった。

 

それを今日は読んでいたのだが、
もとの「裏切られた自由」はかなりきちんと史実を
収集・検証して書かれているようで、
今までの常識を覆す事柄が多かったが、
信用できそうな内容だった。

 

もっとも衝撃的だったのが、
ドイツとの戦争に後ろ向きだった英仏を焚きつけたのも、
米国との交渉を求めた日本を開戦に踏み切らせたのも、
ルーズベルト外交にあったのだという事だった。
そして真珠湾攻撃前に、日本はハルノートという、
事実上の最後通告を受け取っており、
宣戦布告をしない奇襲攻撃との批判も覆ってしまう。
もしこのような陰謀がなかったら、
第二次世界大戦はどうなっていたのだろうか。
そして、メディア操作などにより、
現在の誤った認識が定着してしまったのは、
恐ろしいことだ。

 

今日はゆっくりと色々考えながら読んだので、
3/4程度を読み終えた程度だが、
なかなか興味深い内容だった。


これを読みながら考えたのは、
ひょっとして今のウクライナ状勢も、
バイデン大統領の陰謀? という事だった。

 

アフガニスタン撤退等で低支持率にあえぐバイデン大統領が、
自らの支持率向上のため、
ロシアを刺激してウクライナに侵攻させ、
その支援によって好感度を上げている、
といった構図もありそうだ。
真実を知ることは難しいが、
今のメディアの報道や世論をそのまま盲信してはならない
という気がする。