今日も朝のうちは曇っており、
はっきりしない天気だったが、
昼頃になって日差しが見えてきて、
車中は強い日差しで暑い位だった。
ただ、午後になって自転車で出かけた時には、
風が冷たく、肌寒かった。
テレビのニュースでは、相変わらず
北海道・知床の観光船沈没事故、
山梨・道志村の女児失踪事件での探索状況、
そしてウクライナ状勢が中心だった。
もう新型コロナ感染症の話は完全に
3面記事の扱いになってしまったようだ。
特に気になっているのが、
ロシアが5月9日の対独戦勝記念日に
ウクライナに対して開戦宣言をするのでは、
との観測記事が出されていることだ。
対して、欧米各国は、ウクライナ東部・南部での劣勢に対して、
兵器支援をさらに増強しつつある。
これは歯止めのない、大変危険な状況に思える。
ウクライナの国境近くでロシアが軍事訓練している時には
専門家の多くは、たぶんウクライナ国内へは侵攻しない
と予想していた。
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナのNATO加盟を
懸念している事に関して、欧米は当面加盟できない
ということは明言しなかった。
そのうちに米国がロシアの侵攻を予測して、その通りになった。
でも、侵攻後に、ウクライナは当面NATOには加盟出来ない
ということが明確になった。
この過程を思い返すと、欧米、特にアメリカは、
ロシアの侵攻を本気で止めようとしていたとは思えない。
むしろ、侵攻せざるを得ないような状況にして、
侵攻後に厳しい経済制裁やウクライナへの軍事支援で、
この機会にロシアの力を弱めようとしているように思える。
バイデン大統領の姿勢が、最近読んだ「裏切られた自由」での
フランクリン・ルーズベルト大統領と重なるように感じている。
もしロシアのウクライナへの開戦宣言の後に、
ロシアが核や化学兵器で攻撃して、それがエスカレートしたら、
場合によっては、ロシア、中国、北朝鮮 対 欧米諸国(G7等)
という、第三次世界大戦になってしまうかもしれない。
日本は、これらの三国と日本海をはさんで直接対峙している。
この緊張は、どのようにすれば緩和できるのだろうか。
最近は、ロシア=ウクライナの和平交渉も
まったく進展していないように思われる。
今は、マッカーサー回想記を読み始めたのだが、
今までも日清戦争、日露戦争、そして第三次世界大戦関連の
書籍を読んできて、いろいろ思うところはあった。
だた、第三次世界大戦開戦の目撃者にだけはなりたくない。