2020年4月28日(火)リタイヤ生活995日目

今日も天気は良く、日中は絶好の散歩日和だった。

 

世の中は連休モードに入ったが、外出自粛要請もあり、
どの程度、外を歩いているか気になった。
午後になって近所のスーパーに買い物に出かけたが、
思った以上に人が出歩いている感じだった。
この辺は、東京の近郊であり、人口はそこそこいると思うが、
普段、外を出歩いている人は少ない。
でも今日は、「密」にはほど遠いものの、比較的、人を見かけた。
外出自粛といわれると、かえって外に出歩きたくなるのだろうか。
しかし近所のスーパーは、安いと評判で、普段でもそこそこ買い物客が多いのだが、
今日はあまり並ばずにレジを終えることができた。

 

それ以外は、もっぱらコロナ関係の資料をネットで調べたり、
NetFlixで映画を見ながら、室内用運動器具:ステッパーを踏んで歩数を稼いだり、
夜には、10年ぶりのWii Sportsで、
屋内にいながら家内を相手にテニスの試合をやっていた。

 

ネットで面白い情報を2つみつけた。
一つは、アメリ感染症協会(IDSA)の出している
新型コロナ抗体検査に関する入門資料。
抗体検査の現状、問題点、考慮すべき事項などが書かれていた。
ポイントは以下の4点。
①抗体検査の臨床的価値は十分に実証されていないが、
 疫学的データとしての価値はある。特に偽陰性偽陽性のリスク。
②抗体検査の特異度が96~98%の場合、検査前の有病率が5%以下であれば、
 陽性の検査結果は真の陽性結果よりも偽陽性の可能性が高いことを意味する
③抗体検査が陽性でも免疫が得られるとの直接的証拠はない。
④検査タイミング(感染直後の抗体検査)
⑤プライバシー  等など
日本でも、感染者の実数をしるため、抗体検査をやるようだが、
やる以上は、本当に意味のあるデータを取得できるようにして欲しい。

 

もう一つは、アメリカで3月下旬に出された「COVID-19:救急医のための入門書」
で、新型コロナに関する現在までの状況、判明した点、具体的な症状や処置方法、
薬剤、医療従事者の感染予防策等に関して総合的かつ簡潔に記載されていた。
気管内挿管の際の医療従事者の感染の恐れ等に関しても記載されていた。
テレビでも新型コロナを戦っている医療従事者はずいぶん取り上げられているが、
常に様々な事を考慮して、一瞬たりとも緊張感を緩められないことが感じられた。

テレビのワイドショーでは、自粛要請に応じないパチンコ店の開店前に並ぶ
客の列が映されていた。
この時期に、平気でパチンコに行く客は、ほとんどの場合、ギャンブル中毒
だと思うし、同じ時に奮闘している医療従事者のことを考えると、
いたたまれない気分になる。
店が開いているから来てしまうんだ、とか、テレビで開いている店名を聞いて来た
等と平気でいう輩の気が知れない。


もう、パチンコは平時でも全面禁止にして良いのではないか。
パチンコ協会のホームページに政治分野アドバイザーとして掲載されている
与野党の議員達は、たぶん、多額の政治献金をもらっているのかもしれないが、
もう一度、これが社会のためになっているのかよく考えて欲しい。