2020年7月17日(金)リタイヤ生活1049日目

今日も朝から小雨。1日中、降ったりやんだりだった。
気温が低く過ごしやすいと言うより、少し肌寒い1日だったが、
湿度が高いせいか、動いていると少し汗ばむ感じだった。

 

コロナ感染がいよいよ第二波と言える状況になってきた。
昨日の東京都の感染者数が286人、
検査数が4712人なので陽性率はちょうど6%だ。
今日も、更に増えて293人とのこと。

感染者が増加傾向になった時には、「夜の街」と「20、30代が多い」
というのが免罪符になっており、感染者の大半はホストで
ホストクラブ等に行かなければ大丈夫、等と考えていたと思う。
一部には、新宿区が感染者へのお見舞いで10万円の支給を決めたので、
それを目当てにわざと感染したホストがいる、といったガセネタもあった。

 

昨日の感染者286人のうち60代以上が25人。
現時点での重症者はまだ7人なので、
第一波の時の毎日死亡者が出ていた時とは違って見える。
しかし、今回は積極的に検査しているとのことなので、
比較的発症初期に見つかった人が多いとすると、
もう1,2週間すると、重症者や死亡者が増えてくる恐れがある。

 

更に気になるのは、RT-PCR検査の偽陰性率が約30%とのことなので、
発表されている感染者数の3/7は、陰性と判定された陽性者ということになる。
これで計算すると、昨日の286人に対しては約123人、合計409人、
今日の293人に対しては約126人、合計422人の陽性者がいる計算になる。
しかもこの昨日の約123人、今日の約126人、
この二日間でおよそ250人の人たちは、陰性と判定されたため、
そのまま放置され、どこかで感染を広げるかもしれない。

 

いろいろな情報の中には、ダイヤモンドプリンセスの感染者で、
肺炎を発症していたが、何度RT-PCR検査してもなかなか陽性にならず
繰り返しの検査の最後にやっと陽性になった患者とか、
同様に海外で、発症したため複数回検査したが陰性で、
その後で抗体検査したところ、陽性反応が出た患者など、
RT-PCR検査結果に関しては、判断が難しいところだ。
両親が陽性になって子供が陰性だったので祖父母に預けられたら
祖父母に感染させてしまった、との報道もあった。
しかし、1回RT-PCR検査を受けて陰性になると
陰性の証明書がもらえる、という話も聞いたことがある。
この証明書にはどのような意味があるのだろうか?

 

新型コロナは本当にやっかいな感染症だ。
ワクチンができるまで今の生活が続くが、
有効なワクチンはそう簡単にはできない、
ワクチンによっては、感染するとかえって重症化するものもありうる
といった話もあり、いつになったら克服できるのだろうか。