今朝から快晴で、日中は思ったよりも温暖だった。
今日は特に予定が無かった。
通常は、ほぼ毎日何かのスポーツをしているので、
何もないと運動不足になってしまうような気がする。
午前中は少し買い物に行って、
その後はネットで調べ物をしていた。
幾つかネットのポストを読んでいると、
「石油の無機起源説」というのが出てきた。
今までの常識では、
石油は動植物の有機質の堆積物を起源とする
化石燃料である、ということになっている。
学校でもそう教わったし、
有機質が起源なので埋蔵量が限られており、
紀元20xx年には掘り尽くす、等と言われてきた。
その割には、なかなか枯渇するとの議論がないし、
意外に埋蔵量がおおいのだな、と感じていた。
しかし今回ネットで出てきたのは、無機成因説で、
地球深部のマントル等から無機的な反応により炭化水素が
形成し続けているという学説だった。
読んだときには、またまたトンデモ理論かとも思ったが、
調べていくと、実際に実験でも再現されている部分があり、
米国石油地質家協会などでも、
両起源説間で議論が戦わされているとのことだった。
あんがいまともな議論として扱われているのかもしれない。
もし仮にこれが正しいのであれば、
原油の推定埋蔵量も大幅に変わってくるし、
今まで想定しなかったところからも原油が採掘できるのかもしれない。
ただ、採掘量がさらに増えると、確かに一時的には良いのだが、
地球温暖化に重大な影響が出てしまう恐れがある。
マントルなどから生成された原油をくみ上げて、
その燃焼で生成されたCO2を地中に戻す、
といった循環サイクルは実現できないのだろうか。
どこかで試行しているとの話も聞いた気がするが。。。