2020年4月25日(金)リタイヤ生活993日目

今日も天気は良かったが、外出自粛のため家に籠もりっきりで
天気はほとんど関係なかった。
気温は少し低かったようだ。

毎日家の中で同じことの繰り返しでテレビ番組もあまり見ないので、
曜日の感覚がなくなりかけている。

 

今日は、昨日読んだ抗体調査に関して、ネットでもう少し調べてみた。

抗体検査の難しさを論じた論文や記事が見つかった。
そこで論じている問題点は、主に以下の点であった。
①抗体検査キットの信頼性:感度や特異度 擬陽性の比率
 CAでの調査では、感度は80%、特異度99.5%と研究者自身が評価
 第三者による客観的な評価が必要
②検体採取対象者:住民構成を正確に反映しているか
 CAでの調査では、Facebook広告で募集。
 調べて欲しい人=陽性率が高そうな人、が集まる可能性がある。
③政治的なバイアス
 陽性率が高いと、結果的に死亡率が低下するため、規制解除・活動再開しやすい
 政治的な判断が入ってしまう可能性がある
等など。

 

ニューヨーク州での抗体検査で「1000人に実施して13.9%が陽性」だった
との発表があった。
これに関しては、ネットで検索しても、詳しい論文等はみつからず、
一般市民向けのQ&Aのような資料のみがあった。
それによると、抗体検査キットはニューヨーク州保険局が独自に開発したもので、
特異度は書かれているが、感度に関しては記載されていなかった。
またどのように検体採取対象者を選定したかも記載されていなかった。
これでは他の研究者も、検査結果に関して評価できないと思う。
詳細は、きちんとした論文が出されるのを待った方が良さそうだ。

 

日本でも抗体検査とか、抗原検査をするとの話があるようだ。
正しいデータを売るためには、かなり厳密な分析評価が必要だと思う。
あと、抗原検査に関しても調べてみよう。