2020年5月7日(木)リタイヤ生活998日目

今日も朝から快晴、風は強かったが温暖な1日だった。
1日中Stay homeのため、外の様子はあまりわからなかったが、
外出していれば、気持よく散歩できたと思う。
ただ、つつじもタンポポもだいぶ散ってしまったようだ。
Stay Homeでも、ビデオを見ながらステッパーを踏みつづけて、
なんとか万歩計9千歩を達成できた。

 

午前中は少しコロナ関係の論文を見たり、ネット遍路旅の続きをやったり、
後は、学校再開に備えて、Scratchプログラミングの超初級編の資料を作成していた。
ニュースを見ていたら、医師会が唾液でのPCR検査開発要望を出していた。
私が以前読んだ論文でも、現状の検体よりもメリットが多いとの結果が出ており
米国ではFDAの承認も得られているとのことなので、日本の対応の遅さが気にかかる。

 

逆に特認されたレムデシビルに関しては、論文などでも非常に効果がある、
といった感じではなく、投与しなかったグループに比べて少し優位性がある程度で
あまり期待してはいけないかもしれない。
まだアビガン(ファビピラビル)の方が、早期の患者には効果がありそうだ。
奇形児等の問題と、その他の若干の副作用の報告があるが、まだ期待できそうだ。

 

さらに、ノーベル医学生理学賞を受賞した北里大学の大村教授が開発した
動物用の寄生虫を駆除するための薬であるイベルメクチンが
新型コロナウイルスの治療薬として期待できるとの記事があったが、
まだ、効果を報告する論文を見ていないのでよくわからない。


あと、ネットの情報では、諸外国で大量にPCR検査をするために使われている機械が
日本では厚労省の承認をもらえておらず、しかもその製品は日本製であり、
海外の会社でOEMとして販売されている、との話があった。
ネットではフェイクニュースが多いので注意が必要だが、
日本で検査の進まない理由が納得感のないものであり、
しかも諸外国でこれだけで実施できている、ということは、
当然、大量に実施できるだけの何かが、諸外国にはあって日本にはない、
と考えた方がよさそうだ。
ネックは、よく言われていたドライブスルー等の検体採取よりも、
その後の検査体制の問題のようだ。
何か、厚労省や政府の影の思惑のようなものがありそうで、すっきりしない。

 

東京都の感染者が今日は23名だったとのこと。
午後4時半から5時頃に発表される東京都の感染者数を聞いて一喜一憂している。
ネットを見ると、専門家の中にも、欧米で経済活動を再開しているところに
比べても、日本での非常事態宣言延長は必要なかったのではないか、
との意見も出ている。
全国的に感染者数は、北海道を除いてだいぶ落ち着いてきているようだ。

 

一時休会扱いになっているジムやテニススクールから、
緊急事態宣言の延長を受けて、さらに休業期間を延長する、との連絡がきた。
ジムやスクールそのものも大変かもしれないが、
働いていたインストラクターなどはもっと大変な状況にあるのではないか。
テニスなどは、皆が触るボールに注意すれば、ほぼ密はないし、
ジムも、海外のビデオでよく見かけるように、
スタジオと同じようなレッスンを、
どこか屋外でやるような工夫はできないのだろうか。

 

といった感じで、自粛規制を延長するよりも、
いかに感染リスク=三密(ネットでは集・近・閉)を避けて経済活動を再開するか
に皆が知恵を絞っていくべき時期になっているのではないかと思う。