2023年12月11日(月)リタイヤ生活1876日

今日は、朝からどんよりと曇った寒い1日だった。
日が差さないと、これほど寒く感じるのか、
というのを実感じた1日だった。

 

今日は、家内の母親が入っている高齢者施設を訪問した。

 

車で約40分の筈が、意外に車が多いのと、道路工事も多く、
渋滞にあってしまったため、少し余計にかかってしまった。
施設につくと、駐車場はほぼいっぱいで、
何とか1台空いているところを見つけて駐めることができた。

 

受付を済ませて、家内の母親が入っている2階の部屋へ。
いつもは広い廊下のテーブルのところで面会するのだが、
今日は母親が少し風邪気味とのことで、
母親の部屋まで行って面会した。

2か月前にも会っているのだが、
風邪気味にも関わらず、母親は元気そうだった。
96歳なのだが、話もしっかりしており、
顔のしわも少ない方だと思う。

 

言葉遣いはしっかりしているものの、
こちらの家族構成や、母親の昔の話などは、
かなり混乱しているようだった。
実際にあった話と、(たぶん)なかった話が混在しており、
時間関係もごちゃまぜになっていた。

それから、高齢者にありがちなのだが、
同じ話を何回も繰り返していた。
これは傾聴ボランティアの時にも経験しているのだが、
今日、昼食を食べ方どうか、と言った
すぐ前のことは忘れているのだが、
かなり前の話は鮮明に覚えて、話していた。

ただ、その話の時間的な順序関係もだいぶ違っており、
話に出てくる時点では、もう亡くなっている人が登場したり、
なかった筈の事が実際に起こったかのように話していた。

 

でも、傾聴というのは、相手の話を遮ったり否定してはいけないので、
ふんふん、と聞いていなくてはならない。

 

30分ほどの面会で、同じ話を5,6回は聞いたし、
過去の不平不安等も聞いた。
でも、話すことで、当人のストレスも少し減って、
話し疲れで、夜もぐっすりと寝られれば良いと思う。

 

自分も年々年老いていって、
いつかはこんな感じになってしまうのか、
と思うと、いささか憂鬱な気分にもなってしまった。