2022年7月8日(金)リタイヤ生活1526日

朝のうちははっきりしない天気だったが、
徐々に晴れ間が広がってきた。
夜まで天気は持って、雨は降らなかったようだ。

 

午前中は少し離れた健康福祉センターへ
ピックルボールをプレーしに出かけた。
今日は参加者12名で1コートだったので、
平均して1試合して2試合だった。
暑くなってきているので、
丁度良い、と言う人もいたが、
私には少し物足りない感じだった。

プレーを終えて帰宅する途中に、
車内のラジオで、安部元総理大臣が襲われた
とのニュースを聞いた。
怪我でもしたのか、と思ったが、
帰宅して改めてテレビニュースを見ると、
一部では心肺停止との報道もあった。

 

テレビでは、各チャンネルともこのニュースが
流れており、ネットで調べて見ると、
Washington PostもNewYork TimesもCNNもBBC
すべてトップニュースでこのニュースが掲載されていた。

 

そのうちに、撃たれた直後の映像が流されてきたが、
倒れている安部元総理大臣を女性が心肺蘇生をしていた。
ということは、この時点で既に意識はなく、
心臓も停止している可能性が高かったようだ。

 

なんとか持ちこたえた、とのニュースを待っていたが、
午後5時過ぎになって、死亡との訃報が入ってきた。
とても残念な事だ。

 

どのチャンネルともこのニュースを流していたが、
当日の警備の様子を見ると、被疑者が後ろから近づき
カバンから手製の銃を出し、2発撃つ様子が見て取れた。
その後で、手当てした病院の医師のインタビューを流していた。

 

考えてみると、銃乱射事件の多いアメリカと異なり、
日本の場合には、銃規制が厳しく、発砲事件はごくまれだ。
今回は、それによって、警備態勢や緊急治療に関しても、
十分な経験のなさが出てしまったのかもしれない。

 

思い返せば、ダラスでのケネディ大統領の暗殺事件、
狙撃直後に身を挺して大統領を守ろうとするSPの姿を
覚えている。
安易に警備担当者や医療従事者を非難することは出来ないが、
銃や爆弾でのテロの恐れがある、という緊張感や、
それに対する対処のノウハウが欠けていたのかもしれない。

 

本当にショッキングでやるせない出来事だった。