今日は暑い1日だった。
ただ、湿度が低かったようで、
思ったよりも過ごしやすかった。
昨日、参議院選挙が終わり、
与党自民党の大勝となった。
もともと岸田政権支持率が高かったことに加え、
安部前首相が殺害されたことによって、
保守票や浮動票が自民党に流れた、
というのがニュースなどでの分析だった。
これで岸田政権が盤石になるか、
最大派閥安部派が派閥の長を失って、
自民党内でどのような力学が働くのか、気になるところだ。
ただ、今回の選挙活動を通じても、
そして安倍前首相殺害に際しても、
岸田首相は、まったくそつなくこなしているように思える。
長期政権後半に何かとスキャンダルの出てきた安倍政権、
政策実行においてはすぐれていたが、
国民とのコミュニケーションが不十分だった管政権に比べ、
今のところ万全の対応だと思う。
最近の国民のもっとも大きな不満である物価上昇に関しても
もともとデフレ気味だったこともあるが、
他国に比べると、まだ軽い方と言える。
さてこれからこのまま行くのだろうか?
ウクライナ状勢、台湾状勢に関しては、
日本がアジアのとりまとめ役を任されているように感じるが、
対ロシア、対中国に関して、
まだあまり成果が上がっているように見えない。
憲法改正も、改憲派の中で、総論賛成、
各論バラバラのような状況だ。
コロナ対策も道半ば、再感染が広がっている。
電力政策に関しては、原子力再稼働がなければ、
電力不足、燃料輸入による貿易赤字拡大など
更に厳しさを増しそうだ。
私にはよく分かっていないのだが、
日本は高齢化が進み、人口減少と同時に
経済活動も低下しつつあるように感じられる。
それに、昔のソニー、ホンダ、松下のような
減っているように減っている。
このまま日本が先進国の中で
最初に衰退する国になってしまうのか、
再浮上していくのか、岸田政権には
是非再浮上しているような舵取りを期待したい。