2020年12月9日(水)リタイヤ生活1144日目

今日は朝のうち厚い雲が空一面を覆っていて寒々しい天気だった。
しかし午後からは日差しが見えて、寒いが清々しい陽気になった。

 

今日は午前中はテニス。
今日は何故か当たりが薄くなってしまい、
試合には勝てたが、思ったようにいかなかった。
たまにこんな日があるのは、やはり安定感に欠けるのかもしれない。

車で移動して午後はピックルボールへ。
こちらもあまり調子が良いとは言えず、
ミスショットが多かったが、肝心なところでの失点は少なかったせいか
大半の試合には勝つことが出来た。
ピックルボールも、週2回程度やっていないと、
直ぐにタッチが変わって、調子が悪くなってしまう。

 

帰宅して風呂で汗を流して、後はまったりしていた。
最近は、Huluでグレーズ・アナトミーという米国の医療ドラマにはまっている。
すでにシーズン17まで来ているとのことで、
主人公はそれだけ歳をとったという事だと思うが、
今見ているのはシーズン2の後半なので、まだ十分に若い。

 

この医療ドラマを見ていると、日本の医療ドラマとの違い、
そして日米の違いを強く感じしてしまった。

 

まず日米の医療ドラマの違いから。
日本では、米倉涼子のドクターXとか斎藤工の最上の名医といった
スーパードクターが出てくるドラマが主流だが、
グレーズ・アナトミーも確かERも腕の良い医師は出てくるものの
スーパードクターは出てこない。
その中で、様々なドラマが展開されている。

 

そして日米の違い、これは大きかった。
まず、当人や家族の同意で延命治療をしない場合が多いこと、
これ以上苦しめないで、安らかに逝かせてあげる、という感覚のようだった。
日本では、家族が延命治療をお願いすることが多く、
しかもいったん延命治療装置をつけてしまうと、
殺人になるため停止できないとの話を聞いたことがある。
この辺の違いは、宗教から来ているのだろうか?

 

そして衛生概念の違い。
米国では、「土足」だから不衛生、と言う感覚が内容に感じた。
そのため、病院の医師のロッカーの中では、荷物の上に靴(土足)を平気で乗せるし、
病院のストレッチャーなどの上に座るときも、平気で靴を履いたまま、
立て膝で靴の裏をストレッチャーに着けている。
ひょっとして、新型コロナの日米での違い:ファクターXの中に、
この衛生概念の違いもあるかもしれない。

 

そういえば、欧米ではなぜマスクを着けたがらないのか、
YouTube等で見ていて、少し分かってきたような気がする。
彼らは、マスクを着けていると、かなりの重病人か、顔を隠したい犯罪人
というイメージで捉えているのではないか。
逆に日本でも、夜にサングラスをしていると、怪しい人と見られるように、
マスクを着けている人のイメージが、かなり悪いのではないか。

 

こんな文化の違いも、海外のビデオを見ている楽しみの一つだ。
なお、特に米国のテレビドラマ、映画を元の声のまま、字幕付きで見ているが、
残念ながら英語の勉強にはあまり貢献していないようだ。