2020年5月20日(水)リタイヤ生活1007日目

今日も朝から雨。
気温も低く肌寒い位だった。

 

外出自粛が続いて髪の毛が伸びてかなり邪魔になってきた。
この数日は近くのスーパーの隣の理髪店に行っているのだが、
2時間待ちとか、既に受付は締め切りましたとか、
店の前に行列ができていたりとかで、
なかなか散髪してもらえなかった。

 

今日こそはと、昼食を早めに食べて、
駅の近くのビルに入っている理髪店に行ってみた。
駅の近くは人通りもあったので、また満員かと思ったが、
受付で20分待ちとのこと。
店内の椅子には2人位待っている人がいたが、
20分待ちならばと、店外をうろうろして待っていることにした。
この店は、散髪は10分程度で洗髪などもしないので、
待ち時間も短いし、濃厚接触を避けることもできるので
好都合だった。

 

そろそろ20分が経つ頃に店内に戻ると直ぐに呼び出された。
カットしてもらうと、切られた毛の長さが3-4cmもあった。
既にカットが済んだ人の髪の毛を掃除しているのを見ると、
数人分だと思うが、高さ5cm位のふかふかの絨毯のような
かたまりになっていた。
皆、私と同じで、久しぶりに理髪店に来たようだ。

 

ちょうど10分位でカットは終了。
じゃまがなくなって、さっぱりとした気分になった。
近くで買い物をして帰宅。

 

ニュースでは、皆が期待していたアビガンの有効性が
確認できなかった、との報道されていた。
これには、皆、がっかりだったと思う。
薬を投与して治っても、薬の効果なのか、自然治癒力なのかは
きちんと比較しないとわからず、結局、有効な差異がなかった、
ということらしい。
今まで、アビガンを飲んで治ったとのニュースが多かったが、
ひょっとすると、アビガンを飲んだ、という自己暗示で
自然治癒力が増したのかもしれない。

東京の緊急事態宣言が解除されるのは多分月末になるが、
その後も、今まで楽しみにしていたテニスやジムはなかなか
できないかもしれない。
特にジムでは、日本でも複数箇所でクラスターが発生しているし、
ある論文によると、スタジオプログラムで参加者が多くて
激しいものほど感染のリスクが高いと考えられるようだ。
これは直感的にも理解できる内容ではあるものの、
実際にジムで人気のあるスタジオプログラムは、
参加者が多く、運動量も大きいものが多いので、
今まで、それを楽しみに行ってた人たちはがっかりだと思う。

 

しかもジムで見かけるのは、高齢者の方が多い。
高齢者は、感染すると重篤化のリスクが高く、
他人にも感染させやすいとのことなので、
簡単にクラスターが発生して、しかも重症者のベッドを占有し、
医療従事者の方の負担を増やすことになってしまいそうだ。

 

外出自粛で、ジムにも行けず、太陽にも晒されず(ビタミンG欠乏症)、
仲間と会うような社会生活も営めず、という状態の中で、
高齢者が肉体的にも精神的にも健康を保って、
「新たな日常」の中で生きがいを見いだしていくのは難しそうだ。
最も人口の多い団塊の世代が70歳を越えた高齢者社会の日本で
どのようにして行ったら良いのだろうか。