今朝も、快晴だった。
日中は気温もあがって、気持ちのいい1日だったが、午後になって少し雨が降ったようだ。
緊急事態宣言が発出されて2日目。
ニュースでは、緊急事態宣言を発出した政府と、
業態毎の自粛要請を出したい東京都の意見の相違に関して報道されており、
経済対策を含めて、政府の対応の遅さや、判断の甘さ等に関して、
かなり批判が出てきているようだ。
小池都知事の方が判断が速く、今の状況を何とかしようとする危機感が十分に伝わってくる。
反対に、安部首相は緊急事態宣言を発出し、
あれだけの国民一人一人に呼びかけるような記者会見を開いたにも関わらず、
決断も甘く遅いように感じられてきた。
今の事態を何とかしようとする危機感に欠けているのは、
国民以上に政権ではないのか、と感じられるようになってきた。
例えば、緊急事態宣言を発出したら、様々な業種に対して自粛要請を出し、
直ちにその補償を保証するとか、面倒な手続きを省いて、まずは全国民に数万円を配布し、
続いて、少し時間はかかるが、援助の必要な世帯への支援をする、
等と言った思い切った政治決断ができないのだろうか。
今の様子を見ると、安部首相の動きは、3月の危機的な状況になってからも
レストランでお花見会を開いていた首相夫人とあまり変わらない緩さではないか、と思ってしまう。
今日の東京で検出された感染者は181人、今までの最高値を更新した。
テレビでは、死者数を見ると、フランスの3月11日頃と同じ状況だと言っている。
この後、どうなってしまうのだろうか。
このような時には、自分らだけは特別で大丈夫だと信じたくなってしまい、
日本人の衛生意識とは、非接触の文化とか、BCG接種とか、様々な特殊性が言われているが、
これも今のコロナ嵐が過ぎ去った時に改めて評価できることであり、
このような人の命に関わる事項は、あまり楽観的に考えてはいけない。
でも、テレビの報道番組でも言っていたが、今の政権、自治体などを批判しつつ、
我々自身は緩い生活をしているのでは、全く意味がない。
今、政権の緩さを考えるに、親がしっかりしていない方がしっかりした子供が育つ、
等と言われているのと同様に、自分ら自身がしっかりと自制するしかなさそうだ。
今までの自分の緩さを猛省して、心を入れ替えて、自粛を徹底しよう。
それにしても、補償のあてのない自営業者、解雇された臨時雇用者等の方々は本当に気の毒だ。