2020年4月14日(火)リタイヤ生活985日目

今日は昨日と変わって、朝から快晴、気持ちのいい1日だった。

 

テレビのニュースは相変わらず新型コロナウィルスのことばかり。

8割、最低でも7割の人との接触を減らす、との話の他に、

自治体独自の緊急事態宣言や休業補償等の話題が出てきており、

国勢の対応と、各自治体の対応で、明暗が分かれてきた感じだ。

自治体の中でも、かなり明暗が分かれているようだ。

 

最近は、Twitterなどで<吉村寝ろ><井戸起きろ><大村寝てろ>とのキーワードは

トレンド入りしているらしい。

「寝ろ」と言われるのは、寝る間も惜しんでしっかりとやっている、という評価のようで、

大阪府の吉村府知事の他、厚労省クラスター対策班の西浦教授も、「西浦寝ろ」と言われているようだ。

 

反対に、兵庫県の井戸知事は存在感が無く「起きろ」と言われているし、

愛知県の大村知事は、今回の緊急事態宣言でも、数日前までは医療は大丈夫、と言っておきながら、

直後に県独自の緊急事態宣言を発令する、と言っている。

そういえば、しばらく前の「表現の不自由展」に関しても、いろいろと変な対応をしていた記憶がある。

そのため、余計なことを言うな・動くな、と言う意味で「大村寝てろ」と言われたようだ。

 

東京都の小池都知事はというと「百合子ありがとう」だそうだ。

都民ファーストの会、の直後では、緑の狸、等と言われて散々な評判だったが、

しばらくなりを潜めていて、オリンピックあたりから存在感が出てきて、

今回の新型コロナの対応では、政府の煮え切らない対応とは好対照に評価を上げたようだ。

「百合子ありがとう」にそれが現れている。

テレビではほとんど報道されていないと思うが、ネット上での情報では、

軽症の患者がホテルに移動した時に、

ホテルの部屋に小池都知事の手書き(をコピーした)の封書が置いてあったとのこと。

内容も、患者を元気づけるもので、暖かみを感じたとのことだった。

 

では、安部首相はどうなっているのだろうか?

ネットでは、あまりはっきりしたキーワードは見えなかった。

ニュースを見る限りでは、緊急事態宣言の発出のタイミングやその後の対応の遅さ、

経済対策での至らなさとスピード感のなさ、等が指摘されており、

それらが小池都知事や吉村府知事等の対応と好対照となって、

かなり評価を下げているように思える。

今回の緊急事態宣言や経済対策では、強い指導力を印象づけ、

国民の信頼を勝ち取る良いチャンスだったと思うのだが、

かなり不信感をかってしまったようだ。

それを言葉にすると「安部 カッーツ!!」といった感じだろうか。

 

野党がふがいないことや、自民党内に安心して任せられる後任が見えないこともあり、

まだ国民は完全に安部首相を見放している訳ではないと思う。

そのような間に、スキッとした起死回生策を打ち出して欲しい。