2020年3月23日(月)リタイヤ生活969日目

天気予報では午後まで晴れだったが、起きた時には地面が湿っており、

その後も、あまり晴れることはなく、1日中曇りで、一時雨の降りそうな天気だった。

 

引退している私にはあまり関係ないが、やっと3連休が終わった。

ニュースでは、アメリカでもヨーロッパでも外出に制限がかかっている都市が多いようだが、

この連休中の近くの公園やアウトレットモールのにぎわいは何だったのだろう。

皆、コロナウィルスはどこ吹く風、といった感じだった。

コロナ慣れで危機感が薄れているのかもしれない。

 

昨日は5000人以上集めたK-1のイベントが埼玉で決行されたとのこと。

政府や県からの自粛要請を振り切って(いちおういろいろと対策はうったとのことだったが)

主催者側の判断で実施されたらしい。

実施されたため、事前にチケットを買っていた人で自粛した人は、

キャンセル扱いになり、チケットの払い戻しはできなかったとのこと。

仕方なく参加した人の中には、隣の席と密着していて、皆、大声を出していたので

恐ろしくなって途中で退席した人もいるらしい。

 

先日、政府の専門家会議で「何とか持ちこたえているが、依然としてオーバーシュートの危険性はある」

と説明していたが、このK-1のイベントが、韓国の宗教団体のイベントのように

大規模感染(クラスタ)を起こさないと良いのだが。

いずれにせよ、結果が分かるのは1-2週間後となる。

 

IOCからもついに、オリンピックの延長等の話が出てきた。

今後、4週間で結論を出すとのこと。

中国・武漢は、50数日で感染が一段落したらしいが、

4週間後までにアメリカ、ヨーロッパ、もちろん日本もどのようなことになっているだろうか。

今のような状況でオリンピックを開催しても、仮に日本では感染が収まっていても、

来日外国人の中に、また新たな感染者が紛れていて、日本での再感染が起こらないとは限らない。

 

楽観的な妄想を膨らませてみると、

1-2年後に東京でオリンピック・パラリンピックが、

単に日本での東日本大震災の復興、というだけでなく、

世界中がコロナウィルス感染(パンデミック)という大変困難な状況を、一致団結して乗り越えた、

という新たなメッセージを掲げて開催できると、今まで以上に盛り上がる素晴らしい大会になると思う。

 

更に、世界中が団結してパンデミックと戦う中で、開催までにイラク北朝鮮情勢も改善され、

できれば拉致問題も解決して、はればれと開会式が迎えられるとうれしい。

開催までに世界中の景気が復旧するとともに、国内でも、感染対策で経験したテレワーク等が普及し、

働き方改革も一気に進んでいると、高齢化による労働力不足もある程度は改善される。

このような災い転じて福となす、という様なことにならないだろうか。