2021年6月4日(金)リタイヤ生活1260日目

今日は朝から雨、風が強く、大荒れの天気だった。
夕方になって雨脚が弱まってきたが、晴れ間は全くなかった。
明日は曇りとの予報だが、少し晴れ間も出てくれるといいが。

午前中は、先日実開発したジムのスタジオレッスンの自動予約プログラムを
現状はGoogle Colab上で動かしているのだが、パソコン上で動かせるように
環境設定をやっていた。
今までのままだと、Colabのサーバーが米国カリフォルニア州で動いているため、
予約システムのログ解析をした時に、米国からのアクセスログが出てしまう。
これをサイバー攻撃と誤解されるとまずいので、パソコンに移すことにした。

 

パソコンでPythonを動かすため、Anacondaをインストールした。
Google ColabもJupyter notebookも同じようなものだが、
細かなところで環境や動作の違いがあり、
いろいろFixして、何とか夜までに同じ状況で走らせることができた。
明日以降に、もう少し条件を変えて、きちんと動作するか、
試験を繰り返す必要がある。

 

その後は、最近気になっている電動アシスト自転車の情報を調べていた。
最近、クラウドファンディングが流行っていて、
スタートアップ企業の新製品を応援購入する、といった趣旨のサイトもある。
私が頻繁にアクセスしているサイトもそんな感じだと、今までは思い込んでいた。
しかし、最近の幾つかのプロジェクトを見ると、
中国で開発しているものを日本に持ってきて、ある数だけ売り抜いて、
それで終わり、というケースが多いように感じてきた。


例えば自転車の場合、例えば500台をそれなりの値段で売り抜いてしまえば、
そこまでで終わり、後は知らない、という感じだ。
私の勝手な想像だが、中国の工場に行って、直接交渉で500台仕入れる契約をして、
そのクラウドファンディングサイトでそれなりの価格をつけて売り抜けば、
それである程度のもうけは出る。
クラウドファンディングで成功したので、次の本格的なビジネス化に進む、
と言う話はまったくないようだ。

 

そのサイトには、複数の電動アシスト自転車のプロジェクトは掲載されており、
既に終わったプロジェクトを見ると、数千万円のお金が集まっているが、
ネットを検索しても、その後に販売している痕跡が全くない。

 

また、最近出品した電動アシスト自転車の出典元をしらべると、
日本の会社で、日本人らしき名前の社長になっているが、
その会社の出品しているamazonのショップレビューを見ると、
「対応が悪い」、「中国人が日本人名で商売している」等など
いろいろな事がかかれていた。
他のプロジェクトでも、会社の経緯などを調べていくと、
中国から来た人がやっている会社であることが分かった。

 

これらを総合すると、あるクラウドファンディングサイトは、
すべてではないかもしれないが
魅力的な商品と称してある程度大量にそれなりの価格で中国製品を売りさばき、
定量を売り切ったら終わり、誰もメンテしない、
ということを繰り返しているように思える。
つまりクラウドファンディングサイトと称して、
実態は体の良い中国商品のオンラインショッピングサイトである。
中国商品のオンラインサイトであれば、日本人は少しうさんくさく感じて、
それなりに低価格でないと売れないと思うが、


新商品のプロジェクトが掲載されるクラウドファンディングサイトであれば、
「新たなチャレンジを応援」等と称してイメージも良く、
それなりの価格で買ってもらえる。
加えて、プロジェクトの目標金額を達成してから商品を発送するため、
在庫などのリスクもまったくない。


こんなインチキなビジネスが成立しているというのを、
日本人は全く気づいておらず、みすみすだまされているのではないのか?