2021年1月14日(木)リタイヤ生活1166日目

今日は、早朝は寒かったが、快晴で、
直ぐに気温が上がって、予報通り温暖で快適な陽気だった。

 

午前中はジムへ。
緊急事態宣言が出て、人の集まる所での収用人数は定員の50%まで
と要請されていたが、私の行っているジムでは、コロナで閉鎖後
再開してからの定員数をそのまま維持している。
スタジオがやや混んでいる気もするが、それでも定員制のため、
予約可能時間になると、人気のプログラムはあっという間に予約
でいっぱいになってしまう。
九州の方では、最近、ジムでクラスタが発生したとのニュースも
あったが、関東地方でも幾つかクラスターが発生すると、要請が
更に厳しくなり、定員数が削減されたり、最悪の場合には一時休館
に追い込まれるかもしれない。
とはいえ、今日の所は今までのままだったので、スタジオプログラム
を2本楽しむ事が出来た。

 

帰宅して昼食を摂って少し休んでから、車のディーラーへ。
先日、2つのリコールの連絡が来たので、その修理のためだった。
2件で約1時間半かかるとのことで、店内にいたくなかったし、
今日は温暖だったので、しばらく周りを散策してから店に戻った。

 

帰宅してからはまったりと調べ物などをしていた。
今日は木曜日で、コロナの感染者数は1週間の中で木曜日が一番多い
ことが多かった。
しかも今年になって、東京での陽性者数が短期間で倍増していたので、
今日はどうなるか、と心配していたが、1500人程度だった。
1500人で安心するのは、少し前では考えられなかったが、それでも
2000人、3000人と増えていく可能性もあったので、このまま収束の
方向に向かってくれれば良いのだが。

 

何故日本では、欧米に比べて陽性者数が少ないのに、
医療崩壊になるのか、との疑問が出されいるが、
先日読んだ「医療現場は地獄の戦場だった」から、
私なりに日米の違いを次のように理解した。
・米国では、日本では考えられないような医療従事者が1000人以上の
 規模の大病院が多く、それが「コロナ優先で治療せよ」との行政命令で、
 他の緊急でない入院患者などをすべて退院させて対応している。
・治療費は非常に高額。そして、個人や会社で契約している保険でカバー
 している場合が多いので、保険に入っていない人はなかなか病院に
 いけない。高額なので、病院に入った途端に、高いタクシーに乗って
 いるような感覚で、治療費のメーターが回り始める。
 そのため仮に治療が必要でも、特に軽症や中等症程度では、素早く
 処方箋を出して帰宅させられる。
・緊急治療に関しては、救急搬送されてくる患者は、断れないとの法律が
 あるため、医師が素早く看護婦に指示するなど、並行して何人も治療
 できるスキルがある。また大病院で高度に専門化され分業しているため、
 何かあれば次の医師や看護師に素早く引き継ぐことに慣れている。


実際のところは確信が持てないが、私の本を読んだ印象からは、
こんな感じだろうかと思っている。
日本の国民皆保険はありがたいと思う反面、日本の個別に専門化した
小病院の柔軟性のなさや、行政が病院に指示できないこと等の
デメリットも感じてしまう。


今回のコロナが収まったら、コロナ渦の中で判明した諸問題、
特に行政でのITの遅れ、医療制度の問題、自主規制や要請ではなく
行政が強制力を持つようにするのか等、かなり多くの問題点が
見つかったと思う。
これを徹底的に検証し改善するための第三者委員会のような組織を、
日本政府として構築し、遂行することができるのだろうか?
今までのようなダラダラした不透明な政治スタイルでは、
もうダメだと思う。