2020年10月21日(水)リタイヤ生活1111日目

今日は朝から秋晴れだった。
明日からは天気が下り坂とのこと。
思ったよりも雲は多く、気持ちのいい秋晴れ
というわけではなかった。

 

いつもの水曜日と同じ、午前中はテニス、
午後はピックルボールで楽しんだ。
夏の間は、汗だくでやっていたが、
秋めいてきたので、ゲームの合間に少し休んでいると
肌寒く感じるようになってきた。

 

帰宅して、今日はゆっくりと風呂を浴びてから、
後は生徒から提出されたScratchの添削をしていた。
生徒の作品を見ていると、
それぞれ個性的なプログラミングがされている。
批判的に見れば、いろいろと注文をつけたくなるが、
それに従っていると、
皆、画一的なプログラムになってしまう気がした。
また、何が『良いプログラム』か、という価値観に
依存しそうなところも出てきた。

 

そこで、Scratchの『良いプログラミング』について
日米のサイトで検索してみた。
期待した答えはなかったが、Scratchは教育用に使われているため、
指導方針等に関して、関連するSNS等で示唆に富んだやり取り
がされているのを見つけることができた。

 

それを読んでいろいろ考えた結果、
今まで添削で付けてきたコメントを大幅に見直すことにした。
見直しの観点は以下の点。
①こちらの価値観を押し付けない。
 少し「どうかな」と思っても、それでしばらくやらせてみる。
②転ばぬ先の杖、は出さない
 生徒に苦労させて、自分で考えさせる。
 そのために、次の段階に進められるような難易度の課題を出す。
③コメントをつけすぎない。
 生徒が混乱し、嫌になってしまう。
 現状に合ったレベルのコメントを出して、
 次の段階に進めたら、それに対応したコメントを出す。

 

余計に書いていたコメントを削除して、少し考えさせるように
表現を見直す、という作業だったので、
見直しは意外に時間がかからなかった。