2020年6月9日(火)リタイヤ生活1021日目

今日は朝から日差しが強く、いかにも暑くなりそうな天気だった。
予報通りで、東京は真夏日になった。
地域によっては、35度を超える猛暑日になったらしい。
とにかく暑かったが、空気が乾燥していたので、
室内にいると、窓からの風が心地よかった。

 

今日は運動の日。
午前中は、ピックルボールをするために少し離れたところにある
市の健康福祉センターに行った。
入館の際には、特に体温測定などはなかったが、
書類に住所等を書かされ、体温等は自己申告となっていた。
これは、多分、クラスタが発生した時に、
トレースできるようにしたためと思われる。


ここは閉鎖のため3ヶ月余り運動できなかったが、
今日は久々とのことで、18人くらいが集まっていた。
ひさびさにボールを打っていると、
スイートスポットに球が当たらないことが多かった。
もともとあまり上手ではないが、
少しでもやっていないとかなり感覚が鈍っている。
でも、これはお互い様。
大不調でも、それなりに試合には勝つことができた。

昼前に少し早めにそこを抜けて、
自宅近くのテニスコートに戻った。
この炎天下に12時からのテニスだった。
こちらも10人位集まって、のんびりとテニスをやった。
とにかく暑いのと、テニスに体が慣れていないので、
怪我や熱中症に気をつけて、あまり激しく動かないで
のんびりと試合をやった。


午後2時に終了。
今日は夏日だし、体が慣れていないし、
やる前は大丈夫かと不安だったが、
のんびり、だらだらとやっていたので、
特に疲れたということもなかった。
試合中はマスクの代わりに、
山中教授お勧めのバフを付けていたが、
冷感素材で薄いためマスクよりも呼吸がしやすくて、
特に暑いこともなかった。
これはお勧めだと思う。

 

帰宅してシャワーを浴びて一休み。
その後は、少しシャワーを浴びてから、
Scratchの教材を作ったり、新型コロナの論文を読んでいた。

 

今日読んだ論文の中に、米国の学者(ボストンやシアトル)による
SARS-CoV-2の感染動態における確率論的および不均質性」
があった。
内容は、今回の新型コロナウィルスの感染防止に対して、
従来の感染症対策とは異なり、
超拡散イベント(SSE)・・・日本で言われているクラスタ
を防ぐことの有効性等を確率的に論じたものだった。
新型コロナウィルスでは、少数の人だけが感染させる特徴が
あることも考慮されていた。

 

内容は、新型コロナウィルスのSSEを排除すると
有効生産数が大幅に減少する、との話で、
SSEでの感染の「尾を切る」作戦の重要性も解かれていた。
やはり北海道大学の西浦教授の論文もリファーされていた。
所詮、私は素人なのでシミュレーション等の細部までは
理解していないが、クラスター対策班の活動の有効性を
客観的に論証されており、少しうれしかった。