今日も朝から晴れていたが、すっきりとは晴れず、
午後には厚い雲がかかって今にも降り出しそうだった。
今日も暇にかまけてコロナウィルスの論文を見たり、
NetFlixでアメリカのテレビドラマを見ていた。
ドラマで主人公が大写しで会話しているシーンを見て、
あちらの人はこのようなしゃべり方をしていると、唾が飛びそうだと感じた。
そこで思ったのが、なぜ日本の感染率や重篤化が比較的少ないのかに関して
「日本語は会話で唾が飛びにくい」のも一因になっているのではないか、と考えた。
ある論文で、日本での新型コロナウィルス感染が少ない理由に関して論じられていた。その中では、
①文化的要因(社会的距離を保つ)
②以前に、もっと弱い株に感染して集団免疫を持っている
③受容体であるACE2発現の感受性が低い
④抵抗性をもたらすHLA対立遺伝子を持っている
⑤BCGワクチン
と5つの説が書かれており、最終的にはまだ分かっていないと結論付けていた。
私の新説(珍説)は、これに日本語の特性(唾が飛びにくい)を加えるもので、
日本人の多くが「ぼそぼそ」と唾を飛ばさずにしゃべることと、
花粉症もあり普段からマスクをしていることが良いのではないか、と思った。
ネットで調べると、日本人が英語をきちんと発音するためには、
もっと唾が飛ぶような発声をするように、と書かれた記事も見つけた。
またある論文では、PCR検査ではなく唾にもある程度のコロナウィルスが
含まれているのでそれを検査する方法を考案し、かなりの精度で検出できた
との論文もあった。
ただ、先日の感染症学会の発表で、厚労省クラスター班の押谷東北大学教授が、
高齢者の方が他人に感染させやすい、との発表をしていたとのこと。
一般に、高齢者の方が唾の量が少なくなるといわれているので、
これでは逆になってしまう。
でも、ここで諦めずにこじ付けを考えると、
高齢者は筋肉が弱って、口の周りの締まりも悪くなるので、唾が飛びやすくなるし、
唾の量が少なくなるということは、ウィルスがより凝縮されている、とも説明できる。
これでどうだろうか。誰か検証してもらえないだろうか。
仮に、唾を飛ばすことで感染させている、ということであれば、
大勢を感染させる「スーパー・スプレッダー(super spreader )」は、
本当は「スーパー・スパター(super sputter:唾を飛ばしてしゃべる人)」
が正しいのかもしれない。
まあ、外出自粛でとにかく暇なので、素人がこのような勝手な説を考えてみた。
別にフェイクニュースを流すわけではないので、人様にも迷惑をかけず、
ちょうどいい暇つぶしになった。