2019年8月5日(月)リタイヤ生活815日目

今日も快晴。

早朝はすがすがしい感じだったが、直ぐに猛暑になってきた。

家内は10時過ぎくらいになって、我慢が出来なくなって居間のエアコンを入れたとのこと。

体調が悪くなるよりも、さっさとエアコンを入れた方がいいと普段から言っているのだが、

どうしても貧乏性がでてしまうようだ。

 

深夜に目が覚めて、まだ全英オープンゴルフをやっているはず、とテレビを見ると、

丁度、渋野日向子選手が16番で1位タイの状況で、そのまま引き込まれてしまった。

途中、フェアウェイで待っているときに、渋野選手が駄菓子を加えて、しかも

テレビカメラを見つけて、そちらに向かっておいしそうに食べるところを見て、

優勝のプレッシャーはどうしてしまったのだろう、と思っていた。

にこにことリラックスした感じのまま最終ホール、ロングパットを入れて、

そのまま優勝してしまった。

これには、大阪なおみのメジャー2大タイトルの時と同様に興奮してしまった。

 

そんなこともあり、少し寝不足気味で朝起きて、水分以外何も摂らずに人間ドックへ。

家から歩いて10分余りだったが、本当に暑かった。

少し早めに着いたおかげで、受付は最初の方で、既に胃カメラは別の日に済ませていたので

今日は1時間もかからずに終わってしまった。

結果は後日、自宅に郵送されるとのことで、今日のところは何もなく終了。

 

その後、家から遠い順に、ドラッグストアで買い物をして、図書館に寄って予約していた本を借りて、

スーパーで買い物をして、あと医者で薬をもらって帰宅、と計画していた。

まだ9時を回ったばかりで、ドラッグストアは開いており買い物はできたのだが、

図書館は9時半から、スーパーは10時からとのこと、

幸い医者は9時からだったので、少し道のりは長くなるがそちらから済ませた。

薬を処方してもらって、次に図書館に戻って、本を借りた。

この本は「和解のために」という韓国の学者が韓国向けに出版した本を日本語訳したものだ。

事前に見た書評では、日韓の難しい問題に関して、中立な観点できちんと分析されている、とのことだった。

そこで、電子書籍が出版されていないことを確認した上で、

ネットで図書館の蔵書検索をして予約していたものだ。

後から帰宅して読んだのだが、書評通りにかなり冷静・公平に書かれている感じだったが、

いささか表現が哲学的で、決して一般人には読みやすい本ではない感じだった。

 

図書館の後は、少し待ってスーパーが開くのをまって買い物をしてから帰宅。

この時点ではかなり気温が上がっており、わずか10分程度歩いただけだったのに

汗だくになってしまった。

 

帰宅して、昼食を挟んで、先ほど借りてきた本を読んでいた。

確かに、従軍慰安婦や徴用工の問題に関しても、かなり誤った反日教育が韓国でなされているが、

例えば、韓国の主張する、軍で強制されて徴用された慰安婦もいるかもしれないし、

貧困の中で家長に強要された人も、自ら望んでなった人もいるかもしれない、

そのいずれかだけをとって相手の国を批判するのではなく、全体をきちんと捉えて相互理解できないか

というトーンだった。

まだこの本は途中までしか読んでいないが、この主張はフェアに感じた。

 

午後からは、近くの中学校で、部活のサポートをできないか先生と意見交換をすることができた。

想像よりも初歩的なレベルで、設備も整わない中で苦労していることがよく分かったが、

意見交換後、持ち帰った中で、何をサポートできるか考えなくてはならない。

 

帰宅後は、少し中学でのパソコン部活関係の情報を調べていたが、

途中で、韓国に駐在していた朝日新聞の記者が書いた書籍のことを見つけて、

電子書籍で出ていることが分かったので、(別の本を読んでいる最中だったが)

早速購入して読み始めてしまった。

こちらの本は、日本人の記者が日本人向けに書いたため、内容も分かりやすかった。

特に韓国の政府関係者等を取材しているため、韓国側の本音も少し分かった感じがした。

また、記者が朝日新聞とのことで、少し偏向していないか気になったが、

書いてある内容に関しては、そのようなことはなさそうだった。

 

比較的薄い本なので、2-3日以内には読み終えそうだが、2冊とも

面白くて役に立ちそうな感じがする。

国民の1人にすぎない私が何か出来るとは考えてしないが、

日韓問題に関して、感情のこじれを癒して和解の道をたどる方法がないのだろうか。