新年度の初日、朝は快晴だったが気温は低めだった。
午後から散歩に出るときにも、日は射していたが、少し寒い感じだった。
夜になって、予報通りに天気がくずれ、小雨が降り出した。
今日は4月1日、新入生や新入社員が、新たな思いで入学式、入社式に
除んでいるであろう月曜日だった。
例年であれば、4月1日はエイプリルフールでだまされないように
身の回りでもテレビを見ていても、注意していることが多いが、
今日は新年号が発表されるとのことで、世の中は新年号一色、
エイプリルフールのかけらも見られなかった。
今日は特に予定がなかったので、11時過ぎに少し早めに昼食を用意して、
新年号が発表される11時半には、家内とテーブルの前に昼食をおいて
テレビに向かってスタンバイをしていた。
遅れること5分以上、菅官房長官が登場し、晴れやかに新年号を発表、
全く予想しない「令和」という元号だった。
最初にこの年号を見た時には、「令」で法律を連想してしまったので、
なぜこのように堅い年号にしたのか、との思ったが、
テレビの解説で「令嬢」等にも使われていること、
そして万葉集からの引用の趣旨を聞いて、良い年号ではないか、と実感することができた。
初めて「平成」と聞いた時よりは、違和感は少なかったと思う。
我々のような昭和世代には、平成はついこの間始まったイメージが強かったが、
周りの若手が平成生まれになる等、既に30年経ってしまったのかと感慨深い気がする。
今回の改元を期に、元号よりも西暦を使うことが増えるとは思うが、
この和暦もなかなか良いものだなと感じている。
来年の2020東京オリンピックが、令和2年開催。
今までは、西暦の下2桁に12を足して平成にしていたが、
今後は西暦の下2桁から18を引いて令和にすることになる。
平成が31年続いたのと同様に、令和が31年続くと2049年となる。
この頃には、世の中はどのようになっているのだろうか。
その頃には、私はたぶんこの世にはいないだろうけれど。。。