2018年12月5日(水)リタイヤ生活657日目

朝からどんよりした曇りだったが、

Googleホームによると「今日は雨ではないでしょう」とのことだった。

10時を過ぎると確かに薄日が射してきた。

 

水曜日はテニスの日。

なかなか上達しないが、楽しくやっている。

今日は他の人の打ち方を観察していたが、

うまく打っている人は、バシと打つと言うよりも、

ラケットの上にボールが乗って回転がかかりながら飛んでいくのがわかる。

私は、ひたすら強く打とうと、ボールと喧嘩しているような感じだ。

もっと丁寧に打てばよいのに、ムキになっているのかもしれない。

 

30年ぶりに昨年からテニスを再開したが、明らかに昔やっていたテニスと違っている。

道具ややり方の違いもあると思う。昔よりもスピード感がでている。

それと、昔は主にシングルスをやっていたため、たまにダブルスをやっても、

コートの端から端まで走り回っていた。

復帰してからはダブルスだけなので、ついパートナーに任せてしまうため、

球を追いかけるスピードが遅くなっている。年を取ったのもあるかもしれない。

でもそれら以上に、私自身のテニスに関する捉え方が違っている。

 

以前は勝負にこだわっていた。

そのため、前衛がいると、極力ボレーされないようにロブを多用していた。

バックアウトを避けるため、あまり速い球も返さなかった。

今は、前衛をあまり気にかけず、スピードボールでサイドを抜こうとしている。

当然、ボレーもバックアウトもある。

今は、勝負よりも、ひたすら気持ちよく打つことを優先している。

思いっきり打って外した時には、次からいかに外さないように強く打てるかを考えて、

弱く打って確実にいこうとは考えない。

 

いろいろなスポーツやゲームで性格が出るという。

私の性格が変わってしまったのだろうか。

たぶん、性格が変わったのではなく、自分の中でのテニスの位置づけが変わったのだと思う。

思いっきり打って、たまに出るナイスショットを喜ぶ。

こんなことをやっているから、なかなか上達しないのかもしれないが、

でも楽しいからいいのではないか。