2022年10月7日(金)リタイヤ生活1587日

今日は朝から雨で、最近にしては
かなり寒い1日だった。

 

最近、朝起きると、後頭部に鈍痛がある。
しばらくすると痛みは薄れていくのだが、
だいぶ長引いているので、気になりだした。
それと、スポーツの後にも同じところが痛む。

 

だいぶ気になりだしたので、
近くの脳神経内科を予約して、
今日午前中に診断してもらいに行った。

 

10時の予約で、少し前について
時間通りに診察が始まった。
何か障害がないか、とのことで、
握力を計ったり、手や顔などの神経が正常か
爪楊枝でつつかれたりしたが、
特に異常はなかったようだ。

 

そこで、脳に異常がないか更に調べるために
MRIを撮ることになった。
あいにく今日は脳ドックMRIを撮る人が
多かったようで、結局その後1時間ほど待たされてしまった。

 

昼前になって、待合室にほとんど人がいなくなってから
MRIの撮影に呼ばれた。
身につけている金属はすべて外して耳栓をしてから、
検査台の上へあがった。

 

検査は約15分ほど、以前にも1回受けたことはあるが、
金属のぶつかるような耳障りな音が立て続けになった。
検査の間、じっとしていなくてはならないので、
いつものように、目を閉じて深呼吸をしていたら、
耳障りな音がするにも関わらず、少しうたた寝をしてしまったようだ。

 

検査が終わって、再び診察室に呼ばれると、
脳の写真等には特に異常はないが、
血管がおかしいとのことだった。
細い血管が薄く団子状に映っており、
これは可逆性脳血管攣縮症候という病名らしい。
この団子状の血管のため、血液の流れが悪くなって、
痛みが出ているのではないか、とのことだった。

 

脳の血管がおかしいと言われると、
血栓脳梗塞などが気になるが、
それとは違うらしい。
血栓などは見られないとのことだった。
そこで、血圧を下げる薬を1種類と、
痛みを軽減する薬を2種類処方された。

後でネットで調べると、この病気は、
雷鳴頭痛と表現される
「頭の中で突然雷が鳴ったような激しい頭痛」
で発症する特徴がある、と書かれていた。
しかし私の頭痛は、鈍痛であり、激しい頭痛
とは言えないし、少し違うような気がしている。

 

3種類の薬のうち、2種類は鎮痛薬で、
痛みのあるときに飲むことになっているため、
私のような鈍痛であれば、飲む必要はなさそうだ。
それともう1種類の血圧を下げる薬に関しても、
私の平常時の血圧は、年齢相当であり、
高血圧ではないため、
通常であれば必要性は感じられない。

 

一般に、薬はいろいろと副作用があるため、
私としては飲みたくないし、特に今回の薬は
いずれも眠気が出るため、車を運転する前には
飲まないように、との注意があった。
これでは、車で出かける日の朝は飲むことが出来ない。

 

ということで、とりあえずそれなりの痛みがあって、
車の運転をしない日だけ、
薬を飲んで様子を見ることにした。
たぶん、実際にはほとんど飲まないと思う。
ネットの情報では、この症状は2-3ヶ月すると
徐々に消えていく、とのことなので、
それでも来月くらいにはかなり改善されているかもしれない。

 

朝のうち頭痛があるため、
脳の中に何か悪い疾患、腫瘍などがあるのではないか、
と不安を感じていたが、MRIの検査によって、
それはない、ということが分かっただけでも
今日の検査の価値はあったと思う。