2020年10月6日(火)リタイヤ生活1100日目

今日は昨日とはうって変わって快晴だった。
家内がまだ寝ているうちに起き出して、
貸し切りの露天風呂にいってさっぱりした。
朝食は、昨夜の夜食のせいかあまり食欲がなく、
サラダ中心に軽くした。
家内はここの名物のカエルの顔のパンケーキを食べていたが、
あまり美味しくなかったとのこと。
名物に美味しいものなし、ということか。

 

少し休んだ後、チェックアウトして車で出発。
どこに行こうか少し迷ったが、もともとの目的地の一つ
大室山に行くことにした。
大室山は、伊豆ジオラマの一つで、有史前には火山だったらしい。
写真を見るときれいな鉢型をしており、火口内はアーチェリー、
周辺は1周できて、伊豆諸島を含め絶景が楽しめるとのこと。

 

ホテルから近道をしたせいか、またまた狭くて急な道を走っていくと
20分ほどで大室山の駐車場についた。
ここでチケットを買って、山頂までの二人乗りリフトに乗った。
今日は快晴で良かった。雨だとリフトには乗れなかったと思う。
想像していた以上に急な斜面をリフトで登っていき、山頂についた。
山頂は火口の周辺に道があり、約1kmで1周できるとのことだった。
伊豆諸島や周囲のやまやま等を見ながら1周した。
富士山は残念ながら雲に隠れて見ることは出来なかったが、
(多分)箱根の山までは見えたと思う。
リフトで山を下りて、売店で少しおみやげを買ってから次へ。

 

この後は、伊豆スカイライン天城高原から熱海峠まで走って、
その後は、またまた狭くて急な道を走ってMOA美術館に立ち寄った。
MOA美術館についた時には、既に1時を回っており、
まずはレストランで軽食をとってから美術鑑賞をした。
葛飾北斎富嶽三十六景等が展示されていた。
三十六景には(当然ながら)富士山が入っているが、
それが様々なところから見える富士山だった。
北斎は交通の整っていない時代に、
ずいぶんあちこちを旅して回って描いたのかと思うと、ずいぶん大変だったと思う。

MOA美術館を終えて、熱海から湯河原、小田原に出て、
ショッピングモールに立ち寄った。
ここで我々の今日の夕食を買って、おまけで近くに住む息子の夕飯も買った。
息子の家まで約20分。
在宅勤務なので家にいて、久しぶりに本物の
(リモートではない)顔を見て話が出来た。
家内は息子と話せて、とてもうれしそうだった。
ついでのようで、これも今度の旅の大きな目的だった。

その後は、東名、圏央道を通って、午後7時頃に帰宅。
荷物を置くのも慌ただしく、ディーラーに向かって代車を返却した。
燃料を満タンにして返却したが、ディーゼルだったので、想像以上に安く済んだ。
返却して自分の車に乗ると、やけになじんでいて運転しやすかった。
やはり人の車を運転すると緊張するようだ。
でも、先日発覚した不具合は解決しないまま。
いつ、ギアチェンジが出来なくなるかわからない。不安だ。

 

この旅行が終わって、ひさしぶりに旅行に行って、
いままでコロナで溜まっていたストレスが一気に解放できた気がした。
途中で立ち寄ったドライブインやレストラン、宿泊したホテルなど
コロナ感染対策でいろいろと工夫されており、
思っていた以上に快適に楽しむことが出来た。
gotoキャンペーンで感染拡大を心配する人もいるが、
コロナ対策を重視する余り、精神的に参ってしまう人も出てくるかもしれず、
また活動自粛と特別給付金で家庭内に貯まったお金を循環させ
経済を立て直すためにも、このgotoキャンペーンは効果的だと
実際に参加して強く感じた。