2020年6月2日(火)リタイヤ生活1016日目

朝のうち雲が厚く地面も濡れていた。
予報では晴れるとのことで、
午前中薄日が差してきた時もあったが、
小雨が降るときもあり、ハッキリしない天気だった。

 

午前中はひさびさに洗車に出かけた。
ガソリンスタンドで洗車してもらう場合も多いが、
今日は少し体を動かしたかったので、洗車場に出かけた。
近くの洗車場は500円で一通りのコースができる。

自分で洗うのは久しぶりで、多分、今の車にしてからは
初めてだと思う。
洗車場に車を入れて、さっそく放水ノズルを持って洗車開始。
途中で2分間の一次停止を入れたが、あっという間に洗車が終わった。
ただ、途中でうっかりして、洗車ノズルから激しく水が出ている時に
その前に腕を出してしまった。
その時には、少し軽い痛みがあったが、洗車を終えて見直すと、
切り口から少し血が出て、周りは少し腫れが出ていた。
実際の傷以上に、痛そうな様相だった。


これで、洗車ノズルから勢いよく出ている水は、
かなりのダメージを与えることが分かった。
うちは関係ないが、小さな子供連れで洗車に来る人は
かなり気をつけた方が良さそうだ。

 

午後は、コロナ関係の資料を少し眺めていた。
東京は1日からステップ2となって、
新しい日常(ニューノーマル)が徐々に定着しつつあるが、
COVID-19がインフルエンザ並の扱いになるためには、
ワクチンの開発・普及が必須だ。

 

解説記事を読んでいると、今回のワクチンに関しては、
かなり進んできているようだった。
今回のパンデミックを終息させるため、
各国政府、学者が総力を挙げて取り組んでおり、
「開発を加速させるための新たなパラダイムを通じた
次世代ワクチン技術プラットフォーム」を推進しているらしい。
従来のワクチン開発とは違った新たな知見が用いられており、
その技術プラットフォームの違いから、特定の人、例えば
高齢者、小児、妊婦、免疫不全患者などに適している可能性があるとのこと。
つまり今、世界では100以上のプロジェクトでワクチン開発が行われているが、
それぞれの特徴により、適用対象が違ってくることが考えられる。

 

開発されているワクチンは70%あまりが民間・産業界、
残りの30%弱が学術・公共団体によるらしい。
もともとワクチン開発は有効性と安全性の確認に多くの期間や
人員、予算などのリソースが必要なため、離脱率が90%以上と高いらしい。
今回は「平均10年以上かかる従来のワクチン開発パスウェイからの
根本的な変化であり、並行開発や適応開発フェーズ、革新的な規制プロセス、
製造能力の拡大などを含む新しいワクチン開発のパラダイムが必要となる」
とのことだった。
トランプ大統領の言う「ワープスピードのワクチン開発」とは、
このことを表しているのだろうか。


いずれにせよ、スピードアップのためには、
「必要な技術的・財政的支援を結集することが求められている」
であり、この音頭取りは、予算措置も含め支援体制構築まで、
政府側でしかるべき専門家を招聘して責任を持たせて、
(官僚におもねることなく)音頭を取っていって欲しいものだ。