2020年6月3日(水)リタイヤ生活1017日目

今朝は雲が厚く雨になるのかと思ったが、
徐々に日差しが見えてきて、暑い1日になった。

 

今日からテニス再開。
もともとあまりうまくないが、2ヶ月も間が空くと、
ボールをうまく打つことができない。
最初のうちはどこに行くのかという感じだったが、
最後になってやっと、少し感覚を取り戻すことが
できていた。

 

緊急事態宣言解除後、だいぶ経済活動が復活してきたが、
毎日通っていたジムは、かなり制約された形で再開になっている。
いつも参加していたスタジオレッスンは再開されていない。
国内でも複数箇所のジムでクラスターが発生しており、
海外でも、スタジオレッスンで参加者からインストラクターに
インストラクターから参加者に感染させたとの報告があり、
特に多人数の激しい運動では危険性が高いとのことだったので、
仕方がないかもしれない。
とりあえず7月末くらいまでは休会扱いにするが、
その後も、なかなか元の形には戻らないかもしれない。
ジムは、通常、薄着になって肌の露出が増える夏に向けて
会員が増え、厚着になってくる秋に会員が減る傾向にある。
今年は、このような状況のまま夏まで行ってしまうため、
会員数で収益が決まるジムの体力がどこまで持つか、心配だ。

 

同じくテレビ局やプロダクションも同様だ。
最近のテレビを見ていると、
あれほど多かった車のコマーシャルはまったくなくなっている。
反対に、番組宣伝などが非常に多くなっている。
これは、テレビのスポンサーが大幅に減っているため、
広告枠が埋められなくなって、自局のコマーシャル(=番宣)
を流しているということだ。
同様にテレビ番組も、再放送や再編集が多い。
テレビ番組はほとんどプロダクションで制作されているため、
プロダクション、特に中小はかなり厳しい状況に違いない。
今の状況で、仮に経済が戻ってきても、
体力のないプロダクションやフリーランスのディレクターは
消滅しており、元のような番組制作はできないかもしれない。

 

経済がどれだけ復活してきたかの基準として、
企業の広告宣伝費を用いるならば、
テレビ局のコマーシャルで番宣がどれだけ減ったか、
そして、例えば車のコマーシャルがどれだけ増えたかが
良い目安になるのかもしれない。