今朝は、朝から天気が良かったが、午後から下り坂で小雨が降ったりやんだりだった。
最高気温も30度を超えて、10月も近いのに日中は少し暑い感じだった。
午前中は、特に予定もなくジムで軽く汗を流した。
帰りに図書館に寄って、予約していた本を受け取った。
帰宅して昼食をとってからは、その本を読んでいた。
その本とは、吉見教授の「従軍慰安婦資料集」。
最近、日韓問題に関連して、様々な資料をネットで見つけ、更に、
市の図書館や近くの大学の図書館から関連図書を借りて調べてきた。
最初のうちは情報量が少なかったので、少し読んだだけで、結論じみたことを考えていたが、
日韓それぞれの立場で、様々な資料・本を読んでいると、
どちらか一方の立場だけで何か結論じみたことをいえなくなってきてしまった。
例えば、従軍慰安婦に関しても、日本側は、慰安所の設置・運営への関与は認めているものの、
年端も行かない少女を日本軍人が連行して行って慰安婦にしてしまう、ということは否定している。
韓国側は、少女の慰安婦像を建てているように、強制連行を主張している。
たぶん、どちらも正しくて、例えば、ほとんどの場合、慰安婦の募集は、
民間業者に委ねられていたと思われるが、軍がそれらの民間業者に単に便宜を図っただけでなく、
軍が直接徴用に関わったこともあったかもしれない。
要はその比率の問題ではないかと思う。
今回の書籍を読むことによって、当時の資料から実態が分かってくると思うが、
実際のところ、根を詰めて、大量に読み込んできたたため、だいぶ疲れてしまった。
今回の資料を読んだら、しばらくこの問題からは離れたいと思う。
たぶん日韓関係も降着状態なので、しばらく動きが内のではないかと思う。