2019年7月23日(火)リタイヤ生活806日目

今日は、朝のうちこそ少し雲が厚かったが、

昼頃には日が射して気温が上がってきた。

この調子ならば梅雨明けは近そうだ。

 

今日は、特に予定もなく、午前中は調べ物。

午後からは、家内の散歩と買い物につき合ったあと、

ジムに行って軽く汗を流した。

 

夕方からまた調べ物を継続した。

最近、YouTubeのビデオや書籍で調べている日韓関係に関して、

もう少しきちんと理解しようと、ネットでいくつかの項目をしらべた。

まず、サンフランシスコ条約、正式には日本国との平和条約というもので、

今回の徴用工判決に対して日本政府が異議を唱えるより所としている

日韓請求権協定も、その前提となっているのは戦後締結されたサンフランシスコ条約

ということだったので、まずはそちらの全文を調べてみた。

 

これを読んで分かったのは、韓国はこの条約には参加しておらず、

条約中では、韓国に関して日本の一部だったものを、今回は分離独立を認める。

つまり、植民地ではなく日本の一部だったので、連合軍の一部ではないとのこと。

そして、財産、及び請求権の処理は、日本と当該地域との特別取り決めによって決定されるということだ。

これが、日韓請求権協定のようだ。

 

日韓請求権協定に関しては、サンフランシスコ条約での韓国の扱いや、韓国としての主張等で

様々な食い違いの経緯が見られる。

ただ、WikiPediaによれば、韓国政府が

「個人への補償は韓国政府が行うので、韓国政府に一括して支払って欲しい」

として無償3億ドル、有償2億ドル、民間借款3億ドルの供与及び融資を行ったが、

韓国政府は個々人への支給はほとんどせず、経済基盤整備に使用した、との認識になっている。

 

ただ、いろいろ詳しく読むと、韓国側として連合軍(戦勝国)の1つと扱われなかったことを

中心として、戦後処理に関する様々な不満が蓄積されているようで、

また日本側も、必ずしも態度が一貫していた訳ではなさそうだ。

 

詳しく読めば読むほど、読む前よりも歯切れが悪くなってきたような気がする。

今回の日韓問題は、どこまでこじれるか、見通しが立たない状態だが、

詳細な内容や経緯を調べると、ますますこじれそうな気がする。