2021年9月3日(金)リタイヤ生活1322日目

今日は気温が低く朝から雨だった。
つい先日までは35度近い猛暑だったのに、
今は肌寒いくらいだ。

 

パラリンピックのボランティアとして参加するため、
午前4時半に起きて、5時40分過ぎに家を出発した。
7時過ぎにオリンピックスタジアムのチェックインに到着。
今日がパラリンピックのボランティアとしては5日目なので、
金のピンバッジをもらうことができた。


オリンピックもパラリンピックも、ボランティアの参加で
1日目が銅、3日目が銀、そして5日目が金のピンバッジを
もらえることになっているようだ。
ピンバッジをもらって喜んでいるのは小学生のようだが、
もらえると記念品としてやはり嬉しい。

 

集合場所に移動して今日の業務を開始。
ボランティアの内容は、相変わらず単純で、
権限のない人が入らないかチェックするアクセスコントロール
その他の細々した作業程度で、既に同じ担当を4日目ともなると、
やや飽きてきてしまう。

 

それでも今日は、休憩時間にスタジアムの売店に初めて行ってみたり、
外の眺めの良いところで一休みしたり、少し気分転換をしてみた。
すぐそこのトラック・フィールドで競技をしているとはいえ、
直接、競技の観戦が出来るわけではないので、臨場感はほとんどないが、
それでもスタジアムを含む様々な会場の競技の模様がライブ中継されるため、
手に汗をにぎるような熱戦を楽しむことはできた。

 

いろいろとハンデのある人が、それをものともせず、
頑張っている姿を見ていると、自分も何か頑張らねばと
鼓舞されているような気分になってくる。
やはりパラリンピックは別格だと思った。

 

途中、昼休みには雨は上がっていたが、
早朝から8時間のシフトを終えて帰宅する頃には、
また雨は降り出しており、スタジアムから自宅に帰り着くまで
ずーっと雨だった。

 

パラリンピックのボランティアは明日で終わり。
都市ボランティアでの、羽田空港のお見送り、も落選して
しまったため、明日で本当に最後になる。
オリ・パラのボランティアをやりたいと言い続けて、
この4年間ほどいろいろ活動を積み上げてきたが、
それも明日で終了だ。


やや不完全燃焼のようなところもあるが、
自分の足りない部分も少し見えた気がする。
まだまだやらなくてはならない事、
自分自身をアップグレードしなくてはならないことが
数多く残されている。

2021年9月2日(木)リタイヤ生活1321日目

今日は朝から気温が低めで、1日中雨だった。
湿度はそれほど低くないようで、
少し動き回ると汗をかいてしまうくらいだった。

 

午前中はジムで軽く汗を流した。
2時間半程度で、ちょうど良いくらいの運動量だったと思う。

 

午後は、保険の勧誘員の人とのビデオ会議をした後は、
まったりと休んでた。
今までは、直接会いたいと言われてできるだけ断っていたが、
コロナのおかげで直接会わずに済むので、助かっている。
そういえば、昨年からオンライン講習も何回受けたことやら。
私はオンライン講習や打合せも抵抗なく参加しているが、
今まで慣れてこなかった人はどうなのだろうか?
今回のコロナ渦で、日本のICTの遅れが際立ってしまったのだが、
デジタル庁ができて本当に改善されるのだろうか。
職員500人のうち200人は民間から、とのことだが、
仮に、大手・中小を含めたICT企業からの出向が大半で、
皆、出向元企業への利益誘導を狙っている、ということだと、
あまり良い結果は出ないかもしれない。
むしろ、民間出身でも、高い志を持って、
今後はデジタル庁に骨を埋めるような人たちが集まっている
のであれば、期待できるかもしれない。

 

きのう、夜中に目が覚めて、YouTubeで幾つかのビデオを見ていた。
その中で、自民党の石破議員が、若手評論家等と討論をする番組が
なかなか面白かった。
今度も自民党の総裁選や総選挙が行われるが、
きちんとした政治方針等に関して政治家の考えを聞く、
そして討論する場がない。
例えばアメリカの大統領選のような、
きちんと自分の考えを述べ、質問に答え、議論を戦わせる
といった場がないので、余り知見のない政治家でも人気や地盤、
雰囲気や支持政党の公認等だけで当選できてしまう。
これは大変まずい事だと思う。

 

例えば、自民党総裁選は、自民党内の選挙であるが、
事実上は日本の内閣総理大臣を決める選挙でもあるので、
総裁選に出馬する候補者を集めて、けんけんガクガクと
討論させる場を作り、一般国民向けに放送で流す、
ということは是非必要ではないだろうか。


あまり守るつもりのない(?)政治公約を掲げ、
それを実現する強い意思も手段もないまま当選してしまい、
任期中は進捗報告等も一切なく、何をしているのだかわからない。
例えば、知名度のあるタレント議員などで、確固たる政治理念もなく、
右も左も分からないまま政治家になって、政党議席数だけを満たす、
ということは止めて欲しい。

 

そんなことを石破議員の討論番組を見ていて強く思った。

2021年9月1日(水)リタイヤ生活1320日目

今日は朝から天気が悪く気温も低めで、
10時頃からは霧雨になって、
その後は降ったりやんだりだった。
気温が低めなので過ごしやすいかと思ったが、
湿度が高いのか、少し動くと汗だくになってしまった。

 

今日は午前中はテニスへ。
コーチに勧められて2本ほどラケットを試したが、
どれも打ちにくくて、結局自分の持っているラケットになった。
今日進められたのは、ウィルソンとヘッドだったが、
もし機会があればヨネックスのラケットでも試してみたい。

 

テニスを終えて、コンビニで昼食を済ませて、
午後からは近くの市民センターでピックルボールへ。
今日は3コートで13人だったので、
結局試合では2コートしか使わず、
残りの1コートで練習をした。

 

試合と練習で休みなくなっていたのだが、
とにかく蒸し暑いので、途中から体力が切れてきて、
後半は少しだらけてしまった。
まあ十分に楽しむことが出来たと思う。

 

ピックルボールの際に、市民ボランティア関係の
案内などをやっている人がいたので、
新たな活動が出来ないか、調べてもらうことにした。
具体的には、最近の新型コロナ感染で急増する
自宅療養者の支援をする市民グループがあれば参加したい、
という内容で、さっそく調べてくれるとのことだった。


もうすぐパラリンピックも終わってしまうし、
次の意義のある活動を見つけられたらと思っている。

2021年8月31日(火)リタイヤ生活1319日目

今朝も天気は良かったが、昼頃には雲が多くなって、
午後3時頃からは雲行きが怪しくなった。
午後4時過ぎには駅から帰宅するところで、
幸い雨は降っていなかったが、
家内によるとその前に雨が降ったとのことだった。
気温は比較的低めだったが、湿度が高く、
風がないと暑苦しかった。

 

今日はパラリンピックのボランティアで、
朝早く家を出て、オリンピックスタジアムに向かった。
ここに来るのはオリンピックから通算10日目になるが、
いつもかなり歩かされる。


家から電車で最寄りの御苑前駅まで行って、
そこから徒歩で秩父宮ラグビー場の手荷物検査とチェックインを済ませ、
その後、更に徒歩で神宮球場の横を通って、
オリンピックスタジアム付近の担当するところに向かう。
途中の時間には、休憩したり昼食を摂るために、
第二球場内のプレハブ(臨時の食堂)まで往復する等、結構歩き回ることになる。
そのため、帰宅するといつも1万5千歩以上は歩いている。
ボランティアのために支給された靴も、
裏がけっこうすり減ってしまった。

 

歩くことは嫌いではないのだが、
最近、何故か足の所々が痛くなっている。
歩き方や姿勢が悪いのかも知れない。

 

今日は、いつもと同様にオリンピックスタジアム内の
競技の見えないところで活動していた。
競技の模様は近くのモニターで見えるのだが、
直接見たわけではないので、家でテレビで見ているのと変わらない。


途中の休憩時間で、スタジアムの上の階の
邪魔にならないところで少し休憩していた。
スタジアムの外周は風で気持ちが良かったが、
スタジアムの内側は風が通らず、少し暑苦しかった。
コロナ渦がなければ、このスタジアムのスタンドも
満員になっていた筈なのに、全く無人で、
色の違った座席が彩りを添えているだけになっている。

 

このスタジアムが何かのイベントで
満員の観衆で埋められるのはいつの日になるのだろうか。
既にマスク着用、ソーシャルディスタンシング、
三密回避等に馴染んでしまっているので、
気兼ねなく満員で楽しめる日がいつ来るのか
全くイメージがわかない。

 

午後になって、活動を終えて、雨が降りそうだったので
慌ただしく帰宅した。
中途半端な時間だったせいか、電車は比較的空いていた。

2021年8月30日(月)リタイヤ生活1318日目

早朝は曇っていたが、
直ぐに予報通りに晴れて蒸し暑くなってきた。
日中も快晴で本当に暑かった。
予報では明日は少し涼しくなるとのことだが、
本当に涼しくなるのだろうか。

 

今日は、パラリンピックボランティアの谷間の日。
明日はオリンピックスタジアムに向かうため、
今日の午前中はまったりとして、
午後には少し遠くまで出かけていって、
久々のピックルボールを楽しんだ。

 

午前中はまったりとは言っても、
最近机のスライドする部分が壊れて出なくなったままだったので、
さっそく直すことにした。
壊れ方として、スライドする金具がゆがんでいた。
最初は、スライド部分全体外すのが面倒で、
何とかそのまま直そうとしていたが、
急がば回れとはよく言ったもので、手間を惜しまず、
きちんと外してから調整したら簡単に治った。
所要時間は30分以下だったが、
少し力を入れるところがあったので汗だくになってしまった。

 

次に、受講途中のGaccoの講座で残っていた最終レポートを仕上げた。
レポートは1000文字以下とのことで、
テーマも扱いやすかったので、
まずアウトラインを箇条書きで整理しておいて、
そのままレポートとして書き下した。
余り書くこともなく、700-800文字程度のレポートが
30分程度で仕上がってしまった。


更に、他の人の書いたレポートを5本、評価する、都の課題も、
示されていた評価の観点がわかりやすかったので、
直ぐに終わってしまった。
最後は、自分のレポートに対する自己評価をして、
今日の予定は終了。
意外に時間をかけずに仕上げることができた。
これで今日の受講は終了。

 

午後2時半前に、遠くの体育館にピックルボールを
プレーするために出かけた。
今日は参加者19名でコート3面だったが、
最近ピックルボールをしていなかったので、
2時間半、ゆったりと楽しくプレーすることが出来た。

 

米国でのピックルボールプレー人口は200-300万人以上、
これに対して、日本はまだ1000人あまりとのことで、
今やっている人は、一応、日本のピックルボールの
イオニアと言えると思う。
このピックルボールは、最近米国で急激にプレイヤーを増やしており、
そのうちにオリンピック種目になるのではないか、
等とも言われている。


ひょっとすると、次回のフランス大会は難しいかも知れないが、
その次のアメリカ大会ではオリンピック・パラリンピック種目
になっているかもしれない。

2021年8月27日(金)リタイヤ生活1317日目

今日も朝から晴れており、
朝のうちこそ少し気温は低めだったが、
湿度が高いせいか、
歩いていると直ぐに汗ばんでしまった。

 

今日から私のパラリンピックのボランティア活動が
本格的に始まった。
朝は午前4時半起きで、5時半過ぎに家を出て、
会場のオリンピックスタジアムに向かった。

 

今日割り当てられた仕事は、
オリンピックの時に1日だけやった
アクセスコントロールと似ていたが、
多くの来日している記者の方々と話をすることができた。

 

途中で競技の模様をスタジアムの中の
テレビ中継で見ていたのだが、視覚障害の長距離で、
日本の選手があとわずかのところで抜かれて、
2位、3位になってしまったが、良い試合だったと思う。

 

同じく視覚障害の女子走り幅跳びを見ていた。
選手にはサポートする人がついており、
スタート地点のところまで連れて行ってもらい、
後はサポーターの音や声で助走の方向やタイミングを
取るようだったが、全く見えない状態で走って飛ぶのは
大変勇気のいることだ。
見ていると、途中で一人の選手が、助走路を外れてしまい、
審判員の座っている席の方向に走り込んでいって、
サポーターに静止してもらう場面もあった。
サポーターもなかなか大変だ。

 

途中で外国の記者の人が突然話しかけてきて、
「オリンピックは素晴らしかった」と手を水平にして
自分の胸の途中まで持って行った。
「でも、パラリンピックはもっと素晴らしい」と、
もう一つの手を更に上まで挙げて見せていた。
私も「全く同感だ」と応えた。

 

パリアフリーとは言っても、身障者に取っては
やはりいろいろと不便なところはあると思う。
自分がもし交通事故などで片足になったら、
毎週楽しみにやっていたテニスやピックルボール、
ジムでのスタジオレッスンなどができなくなって、
かなり落ち込んでしまうと思う。
立ち直れないかもしれない。


そんな時に、このパラリンピックの選手の活躍を見て、
自分もパラリンピックを目標に頑張ろう、
もう一度輝こうと考えたら、生きがいを取り戻せるかもしれない。
パラリンピックは、ハンデのある人が輝きを取り戻せる
大きな舞台・目標だと思う。

 

今日の持ち場の近くに、ミックスゾーンと言って、
競技を終えた選手がメディアの取材を受ける場所があった。
インタビューを受ける選手達は、楽しそうだった。

自分に身体的にハンデがない状態であっても、
別の意味では皆、それぞれのハンデを持って・感じていると思う。
その時、身体的なハンデのないありがたみを再認識して、
自分自身の持ってるハンデを克服して、
更にチャレンジしていくことの大切さを教えてくれるのも
パラリンピックの良いところではないだろうか。

2021年8月26日(木)リタイヤ生活1316日目

今日は朝から快晴で、久々の真夏日になって、
1日中とにかく暑かった。
居間でエアコンをつけている間は良いのだが、
少しでも他の部屋に出ると汗だくになる位だった。

 

午前中はジムに行って軽く汗を流した。
どうやら最近、他の複数のジムで感染者が出たようで、
このジムでも、あちこちに空気除菌機が置かれフル運転で、
会員同士で近くで話をしないように従業員が注意して歩くなど、
ピリピリした雰囲気になっていた。
ジムエリアやスタジオだけでなく、ジムも風呂場も会話は禁止とのこと。


確かにこれだけ感染拡大していると、
感染者が一人もいないということはなさそうだし、
来ている会員の大半は既に2回のワクチン接種を終えていると言っても、
ブレイクスルー感染も多いようなので、気が緩められない。
ジムも、今までのような会員同士の憩いの場、というよりも、
ひたすら黙って運動をする、ストイックな場にしなくてはならないようだ。
頻繁にやってくる奥様や高齢者の方々にとっては、
さみしい限りだと思う。

スタジオレッスンで軽く汗をかいてシャワーを浴びて帰宅。
昼食を摂った後は、エアコンの効いた居間で、
パラリンピックの中継などを見ながらまったりとしていた。
これだけ暑いと、パラリンピックの屋外競技参加選手や、
それをサポートするコーチ、ボランティア等が
熱中症を発症しないか心配だ。

 

首都圏での新型コロナの感染状況は、楽観的に見るならば、
感染急拡大のペースは落ちてきたようだが、
重症者や死者のペースは拡大しているように感じられる。


ニュースでは、酸素ステーションを渋谷に新設したがまだ利用者が少ない、
モデルナワクチンに異物が混入しており接種を一時中断した、など、
様々なニュースが流されており、一向に終息の兆しは見えないままだ
そんな中で、中外製薬が、抗体カクテルの供給量を十分に確保し、
利用できるようにする、とのニュースもあった。

 

今まではワクチン接種が終息の鍵、と言われてきたが、
これからはワクチンの3回目の接種+抗体カクテルが終息の鍵に
なるのだろうか。
まだまだ波乱がありそうな気がする。