2018年3月29日(木)リタイヤ生活481日目

昨日は、雪になって寒い1日だったが、今朝は雨に変わっており、

昨日の車の上にうっすらと積もった雪はすべて溶けていた。

今日は大幅に温度が上がるとの予報で、朝から暖かいと期待していたが、

昼近くになっても体感温度は思ったほど上がらず、午後3時頃になって日がさすと

温暖な感じになった。

 

午後からは、ボランティア活動に参加するために最寄り駅の近くに行くと、

平日にも関わらず、やけに人が多かった。

よく見ると、羽織袴の女子大生や、一緒に歩いているカメラを持った中年の夫婦が数多く歩いており

駅の近くの公立大学の卒業式であることがわかった。

羽織袴に綺麗な化粧をして、晴れやかな感じに歩いているのを見ると、

ご両親は感無量だと思う。

 

この後、ボランティア活動で、高齢者施設に行った。

高齢者施設は、女性の方が多く、足が不自由で車いすだったり、

痴呆症などで会話の成立しない方も多い。

この施設では、このようなご高齢の方々を、男女の介護士さんたちが

甲斐甲斐しく面倒を見てあげている。

人によっては、何か訳の分からない理由で怒り出したり、

勝手にどこかに行ってしまったり、本当に大変だと思うが、

ひとりひとりきちんとお世話をしてあげている。

そこに入居されているあるご婦人の方の話によると、

ここの上の先生がしっかりした親切な方で、

その考え方が徹底しているのだとのこと。

 

このような言い方は余り適当ではないのかもしれないが、

片や、これから人生がひらけていく楽しそうな女子大生、片や人生の終盤に近いご婦人、

祖母と孫娘のような感じで、その間に約50歳から60歳の開きがあるのだが、

両方を見ていると、人生とは何だろう、と様々なことを考えてしまう。