今朝は曇りで肌寒かったが、昼頃には日差しが見えて暖かくなった。
夕方には小雨がふって、再び気温が下がった。
Facebookは日本でも代表的なSNSだが、実名を使うなどプライバシーに関して不安を感じて
加入しない人も多い。
最近の調査で、日本でのユーザー数は2800万人等と言われており、
かなり多いように思えるが、米国でのユーザ数1億2千万人、
全世界でのユーザ数21億人からすると、非常に少ないし、日本語で孤立している気がする。
そのFacebookに関して、最近、米国大統領選の時にトランプ陣営に多くの個人情報が
漏洩したとのスキャンダルが発覚し、Facebookの株価も大暴落した。
プライバシーに関しては、敏感な人が多いため、日本でのFacebookの展開も
更に厳しくなるかもしれない。
スキャンダルに対するFacebookのマークザッカーバーグCEOの声明が22日に発表されたが、
米国の主要紙は、Facebookが信頼を取り戻すことに失敗した、と報道している。
実際に声明文を読むと、今回の大量の個人情報漏洩に関して、
Facebookがプラットフォームを改善する2014年以前に、
APIを通してアプリをインストールしたユーザの個人情報ばかりでなく、
その友人の情報までも大量に取得できており、
更にそれに気づいたFacebookが対策を講じるとともに、
不適切に取得したデータの破棄を確認したが、実際には破棄されておらず
それが今回のところに流出してしまった、とのことだった。
ザッカーバーグCEOは今後の件に関する幾つかの対策に関しても約束しているが、
このような事件があるとユーザの間で不安ばかりが増しており、
今後どうなるか気になるところだ。
米国は、Facebookがある程度、社会的なインフラになっており、
大統領選にも影響するようなことになっており、
今回のスキャンダルも何とか乗り越えられるかもしれないが、
日本では、ユーザ数が多いと入っても、そこまでの普及はしていないため、
本当に日本でもスキャンダルが生じると、一気にユーザ数が減って
SNSとしての役割を果たせなくなってしまうかもしれない。
日頃からFacebookを使ってきた側からすると、寂しい限りだ。