昨日は、雪になって寒い1日だったが、今朝は雨に変わっており、
昨日の車の上にうっすらと積もった雪はすべて溶けていた。
今日は大幅に温度が上がるとの予報で、朝から暖かいと期待していたが、
昼近くになっても体感温度は思ったほど上がらず、午後3時頃になって日がさすと
温暖な感じになった。
午後からは、ボランティア活動に参加するために最寄り駅の近くに行くと、
平日にも関わらず、やけに人が多かった。
よく見ると、羽織袴の女子大生や、一緒に歩いているカメラを持った中年の夫婦が数多く歩いており
駅の近くの公立大学の卒業式であることがわかった。
羽織袴に綺麗な化粧をして、晴れやかな感じに歩いているのを見ると、
ご両親は感無量だと思う。
この後、ボランティア活動で、高齢者施設に行った。
痴呆症などで会話の成立しない方も多い。
この施設では、このようなご高齢の方々を、男女の介護士さんたちが
甲斐甲斐しく面倒を見てあげている。
人によっては、何か訳の分からない理由で怒り出したり、
勝手にどこかに行ってしまったり、本当に大変だと思うが、
ひとりひとりきちんとお世話をしてあげている。
そこに入居されているあるご婦人の方の話によると、
ここの上の先生がしっかりした親切な方で、
その考え方が徹底しているのだとのこと。
このような言い方は余り適当ではないのかもしれないが、
片や、これから人生がひらけていく楽しそうな女子大生、片や人生の終盤に近いご婦人、
祖母と孫娘のような感じで、その間に約50歳から60歳の開きがあるのだが、
両方を見ていると、人生とは何だろう、と様々なことを考えてしまう。