2020年7月3日(金)リタイヤ生活1039日目

今日は朝から余り天気が良くなかったが、
雨は午後3時以降との予報を信じて、
洗濯物は外干しにした。
ほぼ予報通り、午後2時半位から小雨が降り始め、
特に雨脚が強くなることもなく、そのまま夜まで降り続いた。

 

今日の東京の新規感染者数は124人とのこと。
テレビでは昼前に100人超と出ていたが、
結局124人まで行ってしまった。
小池都知事の発表では、相変わらず夜の街とか
濃厚感染者とか、検査体制の充実などを理由に挙げているが、
街の一般市民の感覚として、感染再拡大と強く感じている。

 

1回目の時にも、東京オリンピックパラリンピック
延期前には渋っていた自粛要請を延期が決まった途端に出したし、
今回は感染拡大ではない、と言い張って、再度の自粛要請を
出さないようにしているのは、今週末の都知事選の影響も大きいような気がする。

 

本来であれば、最近の感染者数増加に対して、政治的な思惑の大きい
都知事が断片的に発表するのではなく、感染症専門家が、
この数値のきちんとした解釈を説明すべきではないか。
例えば、①夜の街の集団検査で何人中何人の感染者がいたのか、
②以前は検査なしで自己隔離していた人が何人PCR検査を受けて陽性になったのか
③陽性者の年齢層だけではなく、何人が無症状、軽症でホテルに入ったのか、
そして何人が入院したのか、④症状が出て検査で陽性と判明した人が何人だったのか、
等を、きちんとデータで説明してくれれば、世の中の人も、感染拡大なのか、
別の限定的な要因なのかが判断できる筈。
今の状況は、小池都知事の意図的な説明により、正確な状況が掴めていないが、
124人という数字でやっと、如何にまずい状況になってきたのか、気づいた
ところだと思う。

政府の専門家会議の今までの取り扱いや突然の解散、そして都知事の今の説明、
いずれも国民、都民が大いに不信感を持たざるを得ない状況になっていると思う。