2020年1月20日(月)リタイヤ生活926日目

今朝は快晴。日中も晴れで気温が上がるとのこと。

予報通り、1日良い天気で、暖かだった。

 

今日は、午後から、採用された東京都観光ボランティアの研修に出かけた。

少し早めに昼食をとって、家を出て、浜松町の会場には25分程前に到着。

広い会議室で、とりあえずスクリーンに近い前の方の席に座った。

開始時間の2時前には、広い会議室がほぼ満杯になったが、

さすがに平日のせいか、参加者は高齢の男性か、中年の女性ばかりだった。

 

第一部は、訪日観光客をおもてなしするために、と題して、

日本での観光ガイドやボランティアの運営をしている会社の社長さんが講演した。

社長とはいっても若い方で、6カ国に留学したり、それ以外にも各国を放浪したりした経験があるらしい。

講演はなかなか面白かった。

特に訪日観光客が何を求めているか、どのような点に注意すべきか、うまく行くためのコツ、

等の説明は、大変参考になった。

いつも講演を聞いた後に、更に調べるべきところを資料上でマークしておくのだが、

今日はマークだらけになってしまった。

良い講演だった証拠だと思う。

 

休憩を挟んで第二部は、観光ボランティアに関する活動内容・注意事項等の実務的な連絡と

先輩ボランティアによる経験談、だった。

事務的な連絡に関しては、わかりにくいところもあったが、質疑応答の中でうまく理解することができた。

先輩ボランティアによる経験談は、あまり新鮮味がなくて、今一つだったと感じた。

特に、具体的な体験談ではなく一般論・抽象論で説明したり、

よいことばかりを無理矢理説明している感じがあった。

これを聞いて、自分もボランティアの体験談を話すときには

独りよがりにならないように充分に注意しなくてはならない、と痛感した。

 

最後の方の質問で、近くに座っていたお年寄りの男性が挙手をして、

経験談に対して、ああすべきだ・こうするべきだ、等といった批判じみた意見を言い始めた。

私から見ると、その意見は、人に対して自分の個人的な意見を押しつけようとしているように感じられた。

最後は、どう思うか、という質問の形で締めたので、解答がどうなるかと思ったが、

事務局の方がうまく取り繕って、変な議論にならずに済んだ。

 

観光ボランティアは2-3人が組んで観光案内などをすることになっているのだが、

このような質問者の方と組んで活動すると、面倒くさい、というか、ボランティア活動を通して

あまり楽しめないのではないか、と感じられた。

このような方は、今までも高齢の男性にたまに見かけるタイプであり、

自分の意見にかたくなで、他人にもその価値観を押しつけがちになる。

ぜひ、もっとオープンマインドな方と組みたいものだ。

 

午後5時までの講習会だったので、通勤の少し混み始めた電車に揺られて、6時過ぎに帰宅した。

会社員時代には、毎日満員電車に揺られる生活をしていたが、

退職して3年以上、今はそのような生活は考えることもできない。

この夏には、オリンピック・パラリンピックのフィールドキャスト、シティキャストを

務めることになっているが、どのようなことになることやら。