浜松の朝は、昨日の雨とはうってかわり、ほとんど雲のない快晴だった。
事前の予報では雨か曇りとのことだったので、
今日もできるだけ屋根のあるところ、と考えていたが、
快晴なので予定を変更し、浜名湖ガーデンパークに行くことにした。
このガーデンパークは、入園料は無料なのだが、広い公園で、
中には様々な花が咲いているとのこと。
家内が、是非、モネの庭と呼ばれる庭園をみたいとのことで、
朝食も早々に済ませ、そちらに向かった。
ホテルからは30分程度。浜松市街から向かっていくと、
浜名湖沿いは温暖な感じの木が並び、湖の気色とともにリゾート気分を味わうことができた。
入り口に近い南側の駐車場にとめた。
さすがに平日の少し早めの時刻なので人は少なかったが、
駐車場の横には広大な草原が広がっており、犬と戯れている人がいた。
橋を渡って園内へ。太陽がさんさんと輝いている。
このまま歩いて公園の置くまで歩いて行くのは大変そうだ、と考えていたら、
入り口付近で、ファミリー向けのレンタサイクルがあった。
二人が横に並んで自転車をこぎ、その前についているベンチに子供等が乗れるような四輪自転車だ。
1時間900円とのこと。
歩くよりもマシそうだが、少し目立つので、家内が嫌がるかと思ったが、
あっさりとOKになって、借りることができた。
自転車は、外見は重そうだったが、実際には変速機はないが軽く漕ぐことができ、
園内もほぼ平坦なので、快適に進むことができた。
しかも屋根がついているので、今日のような日差しの強い日はありがたい。
園内には周回できる一方向のサイクリングコースが決められており、
それをたどっていった。
最初に50mの高さの展望塔についた。
一人300円を払って家内と展望台までエレベータであがった。
この辺は、他に高い建物がないため、浜名湖から浜松の市街、
さらにはその向こうの山まで見渡すことができ、絶景だった。
平日の、しかもまだ朝早めの時刻なので、展望台は家内と二人だけ。
気兼ねなく、写真を撮ることができた。
展望台から降りて、自転車で進みつつ、何かあると少し停めて見る、
ということを繰り返していると、花の美術館にたどり着いた。
残念なことに、美術館は閉まっており、今日は午後1時からとのこと。
そのため、美術館の中は見ることができなかったが、
外の美しい庭園は見ることができた。
更に自転車を漕いでは止まって眺め、を繰り返して元のところに戻った。
ここまで約1時間。丁度いい運動量だった。
駐車場に戻って次の目的地に出発。
次の目的地は、新東名のパーキングエリアで、フードコートにある本家 浜松餃子のお店だ。
ほとんどが田舎道を40分ほどかけて、パーキングエリアの外にある駐車場についた。
本当はそのパーキングエリアの中に入りたかったのだが、ナビの設定ミスで外の駐車場にになってしまった。
この頃から次第に黒い雲が厚くなってきて、今にも雨が降り出しそうになってきた。
空腹だったので、とりあえず駐車場からパーキングエリアの中の建物に入って、フードコートで目的の店にいった。
この店の浜松餃子は、昨夜行ったところよりも、餃子の皮が柔らかく、
アンも野菜中心という感じだった。
昼食を美味しく頂いた後は、おみやげ物店で少し買い物をしてから、出発。
とりあえず、スマートICに入る場所を見つけて入っていったが、
そのまま高速に進まざるを得ないようになっていた。
つまりスマートICから入っても、そこのフードコートには立ち寄れないようになっていたため、
いったん外に停めて昼食を食べてから、改めてスマートICに入るというのが、最適の方法だったようだ。
その後は新東名を走って、サービスエリア毎に停めては、売店を眺め、次に進む、を繰り返していった。
午後の単調な運転なので、少し睡魔も感じたが、
缶コーヒー、強烈なわさび味の柿の種、スルメイカ、等のおかげで何とか無事に帰ってくることができた。
午後5時前には帰宅。
自動車での1泊2日の小旅行だったが、花鳥園、ウナギパイファクトリー、ガーデンパーク、
そして浴室の広いホテル、と楽しむことができた。家内もとても満足だったようだ。