今日も、朝から天気は良かった。
いよいよ、大腸内視鏡検査の日。
最近は、何か違和感があったが、なかなか検査を受けることができなかった。
優柔不断だったのかもしれないが、突然、思いついて一昨日にクリニックに行ったら、
いきなり今日が検査となってしまった。
大腸内視鏡の検査は大変である。
前日は、すべて検査食。下手なダイエットメニュー以上の食事制限で、腸に残りそうな繊維質等は一切無い。
乳製品も腸に付くためダメらしい。
普段、野菜好きの私にとっては非常に物足りないものだった。
検査当日の今日は、当然、朝から絶食。
おまけに、朝一番に下剤を飲んだ上に、更に液体の下剤2リットルと水700cc位を、
約3時間かけて飲み干さなくてはならない。
自宅で8時からはじめて、トイレに駆け込んだのは10回以上、
10時半位には腸内がきれいになったような感じだった。
ここから、腸が落ち着くのを待って、電車で約1時間弱かけてクリニックに行った。
腸をきれいにしてからの移動で、トイレに駆け込むことになるのではないかが心配で、
多くの人がクリニックに行ってから腸内をきれいにするらしい。
私の場合、ぎりぎりで申し込んだので、クリニックがいっぱいで、自宅でやることになってしまった。
午後1時前にクリニックについて、簡単な問診をした後、検査の説明を受けた。
検査で何もなければ、検査後にそのまま帰宅できるが、ポリープ除去等、
何かあると残って担当医から説明を聞くと言うことだった。
検査着に着替えて、検査室の前でしばらく待機。
やっと順番が来て、検査室に通された。
このクリニックでは、検査中、鎮静剤を処方することになっている。
そのため、検査室に通されると直ぐに血圧計と点滴が行われ、
準備が整い次第、点滴の中に鎮静剤が入れられる。
「横向きになって」、「では入れます」と言われて、ほぼ瞬時に意識が無くなった。
気が付くと、検査用のベッドごとカーテンで仕切られた控えの場所に移されており、
時間は大体45分位経っていた。
検査が済んだ、との実感は全くなく、先ほど寝て、そのまま起きた感じだった。
しばらくすると看護婦が来て、起きていいですよ、と言われたが、実際に起きてみると
少しふらふらする感じで、足取りもおぼつかなかった。
で、結果はというと、居残りということだった。
ポリープがあって、切除したらしい。
看護婦からは、担当医がすべての手術を終えるまで、約1時間余り待って欲しいので、
着替えて外出しても良いですよ、と言われた。
ふらふら感が無くなってきたので、外出しようかとも思ったが、
手術直後なので食事はダメ、とのことで、結局、院内で待っていることにした。
ふつうの外来診療と同じ待合室でまっていると、外来診療と同じ形で、診察室に呼ばれて説明を受けた。
話しによると、小さなポリープが3つあってすべて除去した、
生検にまわしたので10日後くらいに結果を説明するとのことだった。
丁度2年前に大腸内視鏡の検査を受けたときには、ポリープが8つあると言われ、
次にそのポリープ除去手術を受けた時には、5つ除去した、と言われた。
残る3つはどこに? と思ったが、その時の担当医は、他には見つかりませんでした、
と言っていたので、直ってしまったのか、などと思いつつ、何か割り切れない気分だった。
今回、丁度3つ見つかって、すべて除去されたので、一応、勘定はあった気がする。
もちろん、その時に見逃した3つかどうかはわからないが、一応すっきりした気分になった。
あとは、ポリープ除去後1週間の安静と食事制限に耐えなくてはならないのと、
10日後の生検結果したいだ。