今日も暑い1日だった。
朝から少し雲が多いと思ったが、
午後には雨が降り始めた。
直ぐにやんだと思うが、地球温暖化のせいか、
だんだん熱帯性のような天気になっているようだ。
午前中は特に予定がなく、
パリオリンピックの様子を見ていた。
今日は、2つの記録的な大逆転の日だった。
一つめはスケートボード男子ストリート決勝堀米雄斗選手。
昨夜見ていた時には、米国の選手がかなり良いパフォーマンスを
発揮しているので、とても勝てないかも、と思っていた。
でも、最後の最後の滑走で最高得点を出して優勝。
堀米選手は、闘志を顔に出すタイプではないようだが、
失敗の許されない最後のチャンスに最高得点を出す
というのは、素晴らしい精神力だと思った。
そして体操男子団体。
もう中国に勝てない、という状況から、
最後の鉄棒で、中国選手の大きな失敗もあったが、
日本のエース橋本大輝選手が見事、難技を決めて優勝した。
更に良かったのが、表彰式での中国選手団の礼儀正しい所作だった。
前回の東京オリンピックの時もそうだったが、
スポーツマンシップのすばらしさを感じるものだった。
ただ、今のオリンピックは、
国別のメダル争いになっている側面もある。
でも、ある競技での日本選手へのインタビューで
他の日本選手について聞かれた時に、
インタビュアーは、日本として皆で頑張る、
という答えを期待していたと思うのだが、
選手の答えは、皆が仲間なので、
皆で楽しんで良い競技をしたい、とのことだった。
これが本当のスポーツの世界だと思う。
もちろん知らない国の知らない選手ばかりで
競技をしていると、どのように応援して良いか
分からない時もあるかもしれないが、
分け隔てなく良いパフォーマンスに拍手する
というのが本来の姿だと思う。
できるだけメダル数競争は意識しないようにしたい。