2021年8月2日(月)リタイヤ生活1299日目

今日は、朝のうちは少し涼しい感じだったが、
やがて強い日差しが差してきて、
昼頃にはかなり暑くなった。
天気予報では午後から雨の筈だったのに、
と思っていたら、午後2時頃になって
にわかに空が曇って風が強くなり、雨が降り出した。
ただその雨も直ぐに止んで、夕方までは曇っていた。
最近、天気が急変することが多く、
今日も、結局は予報が正しかった。

 

今日は、オリンピックのボランティア5日目。
今までやらなかった役割だったが、
たぶんオリンピックスタジアムの中の日掛けで
ゆったりと対応できると考えて、
長ズボン、帽子なしで出かけた。

 

集合場所では、たぶん20-30人位の人がおり、
更にそれぞれの担当に振り分けられた。
その際、帽子を持っていない人、と聞かれ手を挙げると、
新しい帽子が支給された。
帽子が必要?と、ここで少し悪い予感がしたが、
案の定、割当て場所に行ってみると、
完全に炎天下、日陰もないところだった。
しかも強い日差しの下、かなり日焼けしそうだった。

 

ただ、競技に向かう選手、終えて替える選手を迎えられる
場所だったので、選手を観察して楽しむことが出来た。
観察していて一番感じたのは、
以前であれば、国名を聞くと選手の人種や肌の色が想像できていたが、
今回は、国名と人種や肌の色が全く一致しないことがよく分かった。
確かにテレビで観戦していても、
世界中に卓球の中国出身らしき選手がいるし、
各国に陸上競技の黒人選手がいる。
日本だって、肌の黒い日本選手が増えており、
その身体能力を活かして活躍している。

 

まさに多様性の時代であることを痛感した。
そのうちに、国と国が競う、という
今のオリンピックの形態も変わっていくかもしれない。
国とは何だろう、皆、同じ地球人ではないか、
といった新たな価値観が生まれそうな気がする。
苦しい顔をして国をかけた勝負をする、というよりも、
スケートボードのように、笑顔で楽しみながら、
皆で素晴らしい技を見せ合い、
そのスポーツを世界中で振興させる、
といった価値観になっていくのではないか。