ニュースでは最強寒波到来と言っているが、
典型的な西高東低の天気で、
こちらは雲ひとつ無い青空が広がっていた。
気温も昨日よりも上がって、暖かかった。
昨年来、ウクライナ状勢を興味を持って見ている。
今までの他の紛争では、
ニュースで見るだけだったが、
今回のウクライナ状勢に関しては、
米国の戦争研究所（ISW）の情報も直接見えるし、
その報告でreferされている様々な情報が
ダイレクトに近い形で見ることが出来る。
極端な話、戦場で撮影された動画が、
そのままSNSにアップされ、
それを我々が即座に見ることが出来る。
こんなことは初めてだと思う。
考えてみれば、新型コロナ感染症でも、
テレビニュースで有識者が解説している内容を、
解説より前にネットから元の論文をダウンロードして
読むことが出来た。
解説を聞いていると、あの論文の事を言っているな、
と分かったし、専門家の解説によっては、
この人はまだあの論文を読んでいないな、
等と感じることすらあった。
まさにインターネット時代の新たな形態だと思う。
それだけに、ネット上にはfake newsも多いし、
それに感化されてしまった人も多いと思う。
今回のウクライナ状勢では、ロシア国内で人々が、
バイアスのかかった情報にだまされている、
と言われているが、逆に西側の報道等も、
ウクライナの情報戦の影響を受けているのではないか、と思う。
特に最近は、ウクライナ側がやや戦況を優勢に戦っており、
ロシアは追い込まれているような情報があるが、
実際にはウクライナ側の戦死者数も発表されておらず、
かなりの損害を出しているのではないか、と思う。
様々な情報から、より実際に近い状況を把握するのは
極めて難しいが、正しくない情報はかならず
どこかに綻びがある筈なので、
安易にニュースなどの情報を信じるのではなく、
必ず１度は疑って、できるだけ多様な情報を集め、
きちんとした判断力で理解しているしかない。
