予報では寒い雨との予報だったが、朝のうちは気持ちのいい秋晴れだった。
週末に法事で帰省して、日曜日の午後に茅野へ移動。
夜は、旅籠屋というドライバー向けのホテルに泊まった。
旅籠屋というのは、以前、テレビで紹介されていて、
家内と一度は泊まってみようと言っていたホテルだ。
このホテルは、車での旅行客に特化していて、
アメリカのモーテルを参考に作られたらしい。
日曜日の夕方に到着すると、新しい作りのこじんまりしたホテルだった。
横に駐車場があって、そこから直ぐにフロントに入ることができる。
イメージ的にはホテルというよりもペンションに近い感じだ。
フロントで1泊料金を前払い、家内と2人で1万円もしない。
いろいろと注意事項を聞いてから、鍵を渡されて1階の部屋へ。
部屋に行くまでの廊下も、オープンになっているので、
外側の壁がなければ本当にアメリカのモーテルぼい。
外側の壁も1mちょっとの高さなので、いざとなれば乗り越えることもできる。
割り当てられた部屋は、カウンタの近くで、直ぐ外に自分の車が駐車しているので安心感もある。
部屋の中は、8ー10畳位の広さで、大きなダブルベッドが2つと、
テーブルといすも2つづ置かれていた。
部屋を入ると、靴を脱がなくてはならない。
スリッパは有料なので、自宅から持参。
靴を脱ぐことになっていて、部屋の中もきれいだったが、
ホテルで誰がどのように使ったのか分からないため、やはりスリッパは必要だ。
部屋の向こう側では、バスとトイレが別々になっており、
バスタブは、比較的広かった。
夜はついていないのだが、隣にレストランや中華料理もあり、
更にその向かいにはコンビニもあった。
法事で昼はたっぷりと食べたため、夜は軽くということで、
コンビニで弁当などを買って部屋に持ち帰って食べた。
フロントの前にコーヒーサーバーがあり、
フロントが開いている間は自由に部屋に持っていく事ができる。
夜は、部屋の中の照明も多く、明るくて感じが良かった。
今朝も気持ちよく起きることができた。
ベッドが広いため伸び伸びと寝ることができたが、
できれば普通のホテル同様に、枕は2つ欲しかった。
朝はフロントのところに、パンとコーヒー、ジュースという軽食が置かれていて、
部屋に持ち帰って食べることができる。
パンも5種類ほどあって、少しおかわりしたが十分な量だった。
旅籠屋に泊まってみて、思った以上に良かった。気楽に利用することができる。
全国チェーンなので、今後、車で旅行する時には、あちこちで利用できそうだ。
9時過ぎにゆったりとホテルを出て、白樺湖を通って蓼科の紅葉を楽しむことができた。
この時には天気も良く、ビーナスラインの途中では、八ヶ岳を背景に何枚も写真を撮ることができた。
その後は、甲州街道をしばらく走って、道の駅に立ち寄ってから中央道へ。
双葉SAで昼食を摂ってから、途中のPAやSAに立ち寄りながら、のんびりと帰宅することができた。
なかなか良いホテルに泊まることができて、蓼科の紅葉を満喫することができて、
良い1日だった。