今日は、昨日に比べてかなり温度が下がっており、朝のうちはどんよりした天気だった。
途中で少し日差しも見えたが、その後はまた曇天で寒かった。
今日も読書を継続。
私の住んでいる近くで、縄文時代の遺跡が数多く発掘されていることもあり、
最近はもっぱら縄文時代の書籍を読んでいる。
先週土曜日には、近くの埋蔵文化財センターに出かけて、
発掘された土偶等を見学し、復元されている竪穴式住居を見てきた。
中のいろりで火が焚かれており、想像した以上に暖かいことがよく分かった。
そこでもらったパンフレットに、この付近で発掘された遺跡の場所を示す地図が載っていたが、
私の住んでいる近所にこれだけ多くの遺跡があるのかと驚くばかりだった。
もちろん遺跡といっても、縄文時代から江戸時代まで様々なものが混じっていると思う。
でも、この付近には縄文時代以前の3万2千年前から人が住んでいるとのことだったので、
昨日、今日もこの付近を歩いていると、その頃にはどのような人がどんな生活をしていたのか、
そんなことに思いをはせてしまった。
人類がアフリカをでたのが約7万年前で、
その後、アフリカ以外の人類が現在のように多様化したのだが、
では3万年以上前に日本に住んでいた人間はどのような風貌だったのだろうか。
その後、1万6千年前に始まった縄文時代の住人、縄文人との関係はどのようになっているのだろうか。
3000年ほど前に縄文時代は終わって弥生時代になっていったと言われているが、
縄文人はどこへ行ってしまったのか。
等々、興味は尽きない。
関連図書は既に何冊も読んでいるが、まだまだ近くの大学の図書館の蔵書も含め、
様々な文献がありそうだ。
しばらくの間は、このテーマで楽しめそうだ。