今日も良い天気。気温も高めで快適な1日だった。
午前中は、早めの昼食をとってジムへ。
そのまま車で八王子に向かい、某説明会に参加。
終わると午後5時近くになっていた。
結構慌ただしい1日だった。
夜になって久々にTEDを見た。
今日見たのはエリザベス・ギルバートさんの「あなたの捕らえ所のない創造性について」
"Your elusive creative genus"だった。
この女性は、私は知らなかったが、ベストセラーを出したことのある作家とのこと。
このため、次作もベストセラーを出せるかずいぶん悩んでいたらしい。
このプレッシャーはかなりのもので、自分の作品が自分自身を殺す、と行った作家もいるらしい。
これに対してギルバートさんは、ギリシャやローマ時代の事を研究して良い対処方法を考えた。
ベストセラーにするためには、自分の努力だけでなく、ベストセラーの妖精のようなものがいて、
それが小説家の仕事をサポートしてくれるとベストセラーになる。
逆にベストセラーが出せなかったのは、作家のせいではなく、
この妖精が遣るべき事をやってくれなかったためだ、と考えるとのこと。
従って、作家は自分の出来ることをしっかりとやって、あとは妖精がやってくれるのを待つ。
もともとGeniusとはこの妖精のことであり、人を示す天才という意味になったのは、
後世かららしい。
この考え方が、創造性を発揮する職業でなくでも、いろいろなところに適用できると思った。
現代は様々なストレスがあって、場合によっては鬱など気を病んでしまうこともある。
例えば受験に失敗したとか、仕事がうまくいかないとか。
でも、同じ考え方で、自分なりにベストを尽くした上で、
後は成功の女神が仕事をしてくれたかどうかだ、と考えたらどうだろうか。
失敗をすべて自分で背負う必要は無くなるし、
たまには気まぐれな女神も自分の方を向いてくれることもあるので、
自分は自分なりにベストを尽くしてそれを待とう、と前向きに考えることができるのではないか。
これがギャンブルでは、依存症の始まりになってしまうが、仕事や勉強等では良いと思う。
今回のTEDは今まで見たものと異なり、調査・研究による論理的な説明ではなく、
ものの考え方というのが少し変わっていたが、「精神的なブレイカー」として覚えておこうと思う。