2017年9月26日(火)リタイヤ生活364日目

今日も朝から天気が良く、日中は気温も上がった。

ただ、田舎の山々の上に見える雲は、夏の入道雲とは違った、力強さのない秋めいたものだった。

 

ホテルをゆっくりチェックアウトして、今日も母の住んでいる介護施設に行った。

少し元気が回復中とは行っても、これだけ高齢になると、いつ何が起こるかはわからないので、

会えるうちにできるだけ顔を見たい。

今回は、兄嫁が一緒に行ってくれた。

 

母親の部屋に入ると、夜あまり寝付けなかったようで、丁度寝ているところだった。

3人で入って少し話をしていると、直ぐに目を覚まして、ニッコリと微笑んでいた。

今日は昨日よりも更に調子がよいようで、声を出して受け応えてくれたり、

かかっている童謡を歌ったりしていた。

訪問した3人で話をしていても、うれしそうに微笑んでくれる。

約1時間居て、そろそろ時間とのことで帰ろうとすると、

少し寂しそうな顔になった。

後ろ髪を引かれるような思いだったが、施設を後にして、高速道路に乗って

途中のサービスエリアで休みながら、午後4時前には自宅に到着。

 

母親は、行く前に想像していたよりも、顔色も良く、

表情も明るかった。

その顔を見ていると、小さい頃にいろいろとしてもらったことが思い出されてくる。

私もこの歳になるまで、あまり親孝行ができていなかったが、

これからは、暇を見て、できるだけ会いに帰りたいと思う。

2017年9月25日(月)リタイヤ生活363日目

朝のうちは秋めいた気温だったが、日が昇るにつれて上昇し少し暑くなった。

 

田舎に住む母親が、既に94歳になるのだが、痴呆症を発症しており、施設に入っている。

でも、食欲もあり、健康状態はよかった。

ところが最近になって、ものが飲み込めなくなって点滴飲み、しかも微熱がある、

ということで、心配になって、急遽、家内と帰省することになった。

高速道路を通って、車で約3時間半程度、それほど遠くはない。

 

母親の住む高齢者施設への訪問時刻を午後1時半位と見て、

家内の体力も考えて、途中、休み休み行くと考えて、

朝9時前に家を出た。

インターに向かう道路は、普段よりも少し混んでいた。

そういえば、確かに今日はごとう日だ。

 

ガソリンが少し減っていたので、インター近くのガソリンスタンドへ。

店頭に値段が書かれていなかったし、セルフではなく店員の対応がよすぎたので、

少し悪い予感がしたが、やはりガソリンはリッター139円もした。

でも、給油は20リットルなので、安いところに比べても300~400円程度の差だ。

 

高速道路にのると、期待通り道は空いていた。

車はスムーズに進み、談合坂で追加のおみやげを買って、

途中のサービスエリアで軽い昼食をとって1時過ぎに田舎へ到着。

田舎に住む兄も一緒に施設に行くとのことで、1時半に待ち合わせた。

 

母親の住む高齢者施設は、田舎の方だが、なかなか広くて、

身体の藤生な多くの高齢者が入っている。

私がこの施設を気に入っているのは、介護する人たちが本当に親切で心配りができている点だ。

どのくらい気に入っているのかというと、私自身が将来、体が不自由になったときに

是非ここに入りたいと思うくらいだ。

施設に入って、2階の母親の部屋に行くまで、会う人がすべて気持ちよく挨拶をしてくれる。

 

部屋に入ると、母親は丁度昼寝をしていた。

兄と、私と家内の3人で入って声をかけると、目をさまして驚いたような表情をした。

兄と兄嫁は、毎日交代でここに来てくれているようだが、

私や家内は1年間に数回しか訪問できていないので、

最初は息子であるということが識別できなかったようだ。

 

名前を名乗って話しかけていると、わかったのかどうかはわからないが、

ニッコリと微笑んでくれた。家内にも同様だった。

 

少し前までは微熱があってあまり調子が良くなかったようだが、

今日は、熱もとれて、調子がよいようだった。

来る前は、点滴だけで生き延びている、と言う話を聞いていたので、

どの程度やつれてしまったのか、と心配していたが、

顔色が比較邸良いのと、時たま見せる笑顔で、こちらが救われた気分になった。

 

いろいろと声をかけたり、リハビリ用にかけている童謡を一緒に歌ったりしているうちに

1時間くらいすぎてしまった。

その間、母親は、我々3人の顔を順番にみたり、たまに笑顔を見せたり、

声にはならなかったが、少ししゃべろうとしたり、とそれなりの反応をしてもらえた。

 

施設から出て、兄は会社へ、私と家内は数年前に100歳で亡くなった父親の墓参りに行った。

 

夜は、兄の家で料理を食べながら、いろいろと話をすることができた。

兄と私は、趣味や性格は全く違うが、気があうのか、

小さな頃から思い出せる限りでは1度も喧嘩をしたことがない。

今回も、それぞれのことを話していると、瞬く間に2時間経ってしまった。

年をとってくると、健康関係の話が多くなる。

兄も、幾つか痛いところがあったり、突然、倒れたりと、健康不安があるようだが、

何とか、父や母のような長寿でいて欲しいと思う。

 

久々に母や兄夫妻と会えて、くつろげた1日だった。

 

 

2017年9月22日(金)リタイヤ生活362日目

今日は朝から曇りがちで、午後からは今にも降りそうな雲行きになり、一時は雨が降った。

 

午前中は、病院からの紹介状をもって、近くの眼科医へ。

先週の金曜日に受けた目の手術の経過は良好とのこと。

自分でも、点眼時の痛みもなくなり、白目の赤さもだいぶとれてきたように思う。

 

家に帰って、直ぐに荷物を持ち替えて少し離れた駅の近くの喫茶店へ出かける。

今日は、ご高齢のご婦人ふたりに、11時からホームページの作り方についてレクチャーする日だ。

待ち合わせの喫茶店は、雑居ビルの2階にあり、WiFi完備だけではなく、

パソコンを持ち込んで長い時間居座っても、イヤな顔ひとつされないので、居心地がいい。

ホームページの作り方だけでなく、パソコンに関するその他の質問に応えたり、

世間話をしているうちに、時間の過ぎるのも忘れて午後4時半近くになってしまった。

そこでローカルな相談会を終了して、自宅へ。午後5時過ぎに帰宅。

 

そこから、ゆっくりと夕食をとって、ジムに出掛けて軽く汗を流して、今日の日程は終了。

帰宅して、家内が風呂に入っている時に、昨日不調だった吹き矢の練習をした。

矢の重さを平均的なものにしたところ、絶好調とは言わないが、だいぶ矢がまとまるようになった。

今日の最大の成果はこれかな?

 

今、アマゾンで軽量計を注文しており、それが届くまでは矢の製作を中断している。

根っからの工作好きなので、早く届いて再開するのが楽しみだ。

2017年9月21日(」目)リタイヤ生活361日目

今日は、朝から曇っており、はっきりしない天気だった。

 

木曜日は結構忙しい。

まず、朝一で近くの市民ホールに出かけて、吹き矢の練習。

今日が3回目だが、前回までは好調で、単なるサークルとはいえ、

二級、一級と順調にパスして、初段まで頂くことができた。

ところが今日は絶不調。前回までに教えて頂いた方法で吹き矢を自作して持ち込んだのだが、

的に対して散らばってしまい、収拾がつかなくなってしまった。

一度、調子を崩すと、更に不調になって、吹くときに息が抜けてしまったり、

筒の先が動いたりと、ばらばらになっていく。

 

先輩の吹き矢を吹くときを見ると、力が抜けて、でも矢はスパーンと的めがけて飛んでいくのだが、

私の場合には、どんどん力が入っていき、ますます悪循環に陥っていく。

原因がわからなかったので、どのように直してよいかもよくわからない。

 

そのうち、やっていた先輩の一人が「矢は一定の重さでないとダメ」との話がでた。

他の方が持っていた微細な測りで調べてみると、私の矢は、先輩に頂いたものと同じ重さ、

その倍の重さ、その半分の重さの3種類が混在しており、最大4倍違うことがわかった。

これでは的の外に散らばってしまうのは当然だ。

 

その後は平均的な重さの矢でやっていたが、一度悪くなったものを直すのは大変だ。

結局、今回は昇段試験はあきらめて、練習をしていた。

 

11時になって、少し早めに吹き矢を抜けて、ジムに向かい、軽く汗を流す。

終了したのが12時45分頃。ここから、1時半までに次の会場に行かなくてはならない。

車の中で、コンビニで買ったパンとおにぎりを食べる。

 

会場についたのは思ったより早く15分前だった。

講座のお手伝いなので、参加者の受付を手伝ったり、

講演中のグループワークを手伝ったりして2時間半の講座が終了。

会場の後かたづけをして、車で帰宅。

 

その後、夕食を食べてから、なかなか上達しないテニスのスクールへ。

なかなか30年までの感触が戻らないのか、はたまた30年前の記憶が曖昧で実はその時も下手だったのか

よくわからないが、今の腕前がどうしようもないほど下手であることは間違いない。

何とか90分のレッスンをこなして、帰りに温泉入浴施設で汗を流して、

帰宅した時には午後10時半を回っていた。

 

これで忙しい1日が終了。今日は、吹き矢に始まりテニスまで、不調だったが、

それでも楽しい1日だった。

2017年9月20日(水)リタイヤ生活360日目

今朝は、朝からどんよりした天気。

今にも雨が降りそうだが、天気予報では「降りそうで降らない天気」とのこと。

実際、1日中雨はなかった。

 

今日は、家内を病院の検診に連れて行く日。

昨年、今年と家内が手術してから、大体、半年おきに病院で検診がある。

今回は、今年3月の手術から半年後、もう半年経ってしまった。

 

予約は11時からとのことで、10時前に家を出て、車で病院へ向かう。

私はまだ目の治療中なので、家内は気を遣ってバスで行く、と言うが、

目の怪我は白目だけで、視力は以前通りにでているので、

メガネをかければ問題ないと説得して送っていくことにした。

 

家内が入院中は毎日通い詰めた道だが、今日は3-4ヶ月ぶりになる。

あまり景色は変わっていないようだが、なぜか懐かしく感じる。

 

特に渋滞もなく40分弱で到着し、外来受付を済ませて家内は受診科へ、

私は院内にあるスタバでまったりと休憩をとる。

スタバの前の壁に、各科の受診者の番号が表示されるため、

家内がいつ頃受診できるのか、わかるようになっている。

ただ、今日は、家内の番号がなかなか表示されずにいたが、

12時近くになって家内が受診を済ませ戻ってきた。

話によると、受診直前に一瞬、番号が表示されたとのことで、

私はそれを見逃してしまったようだ。

 

結局、病院にいたのは1時間ほど。

家内によると、3月に手術した先生は退職し、今回は新しい先生になったが、

親切そうな良い人だったとのこと。

また3ヶ月後位に来るようにと言われたらしい。なので12月頃にまた来ることになりそうだ。

 

この後は、自宅に帰る道すがらの回転すしで軽く昼食をとって、

近所のスーパーで買い物をして、帰宅。

 

残りの時間は、特に何もする事がなかったので、

家内と居間で、私が始めたばかりの吹き矢の勝負をした。

家内が6m、私が8mで少しハンデをつけて勝負したが、

私は今日は調子が出ず、惨敗してしまった。

何かまだ大事なコツがつかめていないようだ。

 

目の治療を始めてから、少し不自由なせいか、気合いを入れて何かをやる、ということが減って、

今日のようなまったりとした生活になっている。

次第に運動不足でおなかも出てこないか心配だ。

早く目を直さなければ。

2017年9月19日(火)リタイヤ生活359日目

今日も朝から快晴。昨日は、かなり暑かったが、今日も残暑が残っていた。

 

今日は午前中にある打ち合わせがあるのだが、

手術した目の関係で病院に行かなくてはならなかった。

病院の予約時刻9時では、打ち合わせに間に合わないため、

ダメもとで8時過ぎに行って、外来受付をしてみた。

眼科の待合室も比較的空いていたことも良かったのか、

8時半に外来が開いて直ぐに呼ばれ、検査、そして医師の診断になった。

縫ったところは綺麗にふさがっているとのことで、

以降は近くのかかりつけの眼科医に行けばよいとのことだった。

 

病院を出たのが9時過ぎ、打ち合わせは10時開始で、

GoogleMapの経路案内によると、9時52分に到着するとのこと。

慌ただしく電車に乗って、途中で乗り換えて、何とか会議開始直前に到着した。

 

午前中はこの会議出席で終了。

あまり昼食をとるところがなかったが、近くの居酒屋でランチ定食をとって午後の打ち合わせに参加した。

ここでは、財務省関東財務局の方が、特殊詐欺防止のため、若手による寸劇を交えて講演をしてくれた。

若手の人が分かり易く伝えるためにがんばっているな、という感じだった。

 

私の家でも家内がオレオレ詐欺にあいそうになって、途中で気づいて事なきを得たが、

講演を聴いている周囲の人に話を聞くと、けっこう同じような経験をしているとのことだった。

 

講演が終わりもう一つ打ち合わせをして、今日の打ち合わせは終了。

今日は病院経由だったため、バスで帰ったが、そのおかげで、今までNetFlixで見てきた

Good Wifeの最終回を見終えることができた。

シーズン1から7まで、各シーズンで20数話のエピソードがあったので、

見終えるまで1ヶ月以上かかってしまったが、どれも面白かった。

 

主人公のGood Wifeアリシア・フローリックが、主婦業から弁護士に13年ぶりに復帰して、

最初は控えめなところもあり、正義感で戦っていたのが、

裁判で勝つため、昇進するため、ビジネスを拡大するため、

策略や裏切りなど、様々な経験をして、最後の方では、表現は難しいが

ある意味で女帝のような雰囲気が出てきてしまった。

どこまで本当なのかわからないが、ある意味でアメリカの法廷を中心とした文化を体感することできた。

とても残念だったのが、英語音声に日本語字幕で見てきたが、英語力向上にはつながらなかったようだ。

 

 

2017年9月15日(金)リタイヤ生活358日目

今日は、朝のうちは曇り、徐々に温度は上がって少し蒸し暑くなり、午後には小雨が降ったりやんだり。

 

朝から大学病院へ。

目の白目のところを打撲して、治りかけたところが膨らんでしまい、

眼科からの紹介で大学病院へ。

そこで、結局は切除、縫合するとのことで、今日はその手術の日。

日帰りの10分程度の手術とのことだが、一応、病室も割り当てられて、

朝から入院し、午後に手術を受けることになった。

 

今回の興味は、白目のところを切って縫うということ。

白目とはいえ、目を切ったり縫ったりするのは、どのような感じなのだろうか?

 

病院に行って、まず入院窓口へ。

窓口は8時半に開くと聞いていたが、交通の便が良すぎて8時頃に到着してしまった。

待合室でゆったりと待っていて、8時25分位に行くと、既に4人くらい並んでいた。

窓口が開いて、順番に入院の処理。

あらかじめ記入した書類を提出して、入院費の窓口で5万円をデボジット。

眼科外来窓口に行って、当日の検査・診断を受けて、病室に案内される。

通常は白内障の手術が多いようで、この時にも同時に案内された4人のうち

私以外の3人はすべて白内障の手術だった。

 

病室は、日帰り手術ということで、差額ベッド料なしの6人部屋にした。

この病室では、既に5人入院しており、残った1床に入った。

1人あたり3畳程度のスペースに、ベッドや引き出しや冷蔵庫のついたテレビ台があり、

周囲はカーテンで仕切られている。

カーテンだけで仕切られた2列×3人の6人部屋の中央なので、隣の人が話をしたり咳をすると

そのまま伝わってきて、プライバシーも保てない感じだ。

日帰りなのでよいが、長期に入院する場合には相部屋だと精神的に負担があるかもしれない。

 

すぐに看護師の人が来て、体温や血圧を測り、入院着や手術着を置いていってくれた。

手術のときに、上半身だけ手術着を着れば良いとのことで、入院着は結局、使わなかった。

これでやっと9時半くらい。

手術は、もともと1番目で、午後2時頃とのことだったが、緊急で1件入って少し遅れるとのこと。

従って、5時間近くも待たなければならないことになる。

仕方ないので、タブレットにダウンロードしてきたNetFlixのドラマを延々と見ていた。

 

11時頃に、また看護婦が来て、点滴の針を刺していく。

まだ点滴は行わないので、針を刺しただけ。それでも結構煩わしい。

手術は早くても午後2時ということなので、その直前で良いような気がするが、

なぜこんなに早く点滴の針を刺すのだろうか?

それに、僅か10分程度の外来の日帰り手術で点滴がいるのだろうか?

少し疑問に思ったが、まあ、長いものには巻かれろで、そのままビデオ鑑賞を継続。

 

昼頃に昼食が配膳される。

この大学病院は食堂が無く、コンビニだけなので、入院扱いで配膳されるのはありがたい。

昼食は、特に制限がないので、牛丼と野菜の煮物など。

入院患者に年寄りが多いせいか、量としては全く物足りなかった。

1日中寝ているのだから、カロリーもこの程度で良いのだろうか。

 

後は、1時間毎に抗菌目薬を差すように指示された。

午後1時半位に、念のため手術着を来て、トイレに行って準備を整える。

 

前の手術が早く終わったそうで、午後2時前にお呼びがかかり、車いすに乗せられて手術室へ。

手術室の前で、サンダルに履き替え、局所麻酔の点眼薬を注された。

 

手術室に入ると、床屋の椅子のようなものがあり、そこに腰掛けて背中を倒し心電計をつけると準備が完了。

頭の上に顕微鏡のようなものが降りてきた。

ここで執刀医が、私の名前や手術の内容を説明した。

私も、白内障の手術と間違われないか気になっていたので、この説明を聞いて安心した。

 

手術開始。心電計から心拍音が聞こえてきて、できるだけ平静にとは思っていても少し速まっている感じだ。

左目の外側の白目のところを治療するため、できるだけ右を見るようすると、

早速、メスのようなものが近づいてきて、なにやら切り取られるような感触が。

続いて、傷口を縫っているのか、針が刺さって糸が通る感触と、それを結んでいることが分かった。

この間、強い痛みはなかったが、切る、刺す、縫う感触はよくわかった。

事前の説明では、たぶん一針縫うだけ、と言っていたが、もう一針縫っているようだった。

どちらかというと、切られるよりも、縫われているときの方が、

針が突き刺さり、糸が通され、結ばれる感触が伝わり、肩に少し力が入ってしまった。

 

これで手術は無事終了。

また車いすに乗せられて病室まで戻る。

手術をしたところは、軽い鈍痛があるが、我慢できない程ではない。

 

この後、ベッドで2時間休憩。途中、血圧や体温を計って異常が無いことを確認。

点滴の針も結局、使わないまま抜かれることになった。

2時間経ったら、あっけなく、退院して良いと言われた。

片目に大きめの眼帯をしており、メガネがきちんとかけられないこともあって、結構歩きにくい。

しかも、大きな眼帯が目立つため、電車で乗り合わせたら近づきたくない風貌になっていたと思う。

 

家までは、電車を含めて約30分あまり。

目がよく見えないと周りを確かめることもできず、自分のごく周りだけみながら帰宅した。

 

この後は、自室で休憩し、夕食、シャワー、そして早めの就眠をした。

 

今日は、目の手術がこのようなことか、ということがよくわかった。

要は、目と言っても他の部位と同じように切って縫うだけだった。