今日は朝から暖かくて、いい陽気だった。
昼頃に家内と、買い物をかねて散歩に出かけたが、
近所の桜はまだほとんどがつぼみのままで、
若干、早咲きのものもまだ3分咲きくらいだった。
この陽気が続けば、来週には盛大な桜のトンネルになりそうだ。
午前中にテレビを見ていると、最近、スーパーマーケットの中に
野菜工場を設置して、作った野菜をそのまま店頭に出しているとの話があった。
野菜を水耕栽培する大きな棚を設け、LEDライトで育てるとのこと。
スーパー側によると、これは地産地消ならぬ、店産店消とのことだった。
店内では販売するだけで消費はしないので、店消は少し言いすぎのような気がしたが、
最近のひとつの流れらしい。
そうして売っているレタスを記者が試食していたが、新鮮でおいしいとのことだった。
でも私のところでは、3年ほど前からグリーンファームという熱帯魚の水槽のような
ものをリビングルームにおいて、水耕栽培でレタス等を栽培している。
LEDランプも毎日定時に点灯消灯するし、培養液には時たま空気が送り込まれるので
成長はかなり早い。
その分、植物が水を消費するので、だいたい2-3日に1回は培養液を溶かした水を追加している。
今もレタスを育てており、結球はしていないが、毎回外側の育った葉を収穫すると、
家内と2人で食べるには十分な葉の量があり、だいたい2-3日で次の収穫ができる。
虫もおらず、農薬も使っていないので、新鮮で安心な野菜になっている。
装置は1万数千円だったので、その後の培養液(ごく僅かだが)の値段を含めても
金額的に元をとれるようなものではないが、生育する野菜がリビングのインテリアになっており、
安全で新鮮な野菜が食べられることは、十分にメリットになっていると思う。
今収穫しているレタスは、1月央頃から育てたものなので、もう1ヶ月半近く収穫できている計算になる。
こんな感じなので、テレビの店産店消を見ていて、うちの家産家消が少し誇らしかった。