2019年8月21日(水)リタイヤ生活826日目

今日は朝から曇っており、午後からは雨との予報だったが、

起きてしばらくすると日が射してきた。

午前中、若干の雨が降ったようだったが、私が外出している時には

曇りで気温もさほど高くなくて、過ごしやすい天気だった。

 

お盆休みがあけて、今日はいつもの水曜日と同様に、

午前中はテニス、午後はピックルボールだった。

テニスに関しては、一番古くて打ちやすいラケットを使って、まあまあの調子だった。

ピックルボールは、相変わらず、うまくパドルにあたらない。

もう少し打ち慣れないとダメのようだ。

 

帰宅して汗を流してからは、昨日の続きでScratchをやっていた。

昨日アマゾンで頼んだMicro:Bitというマイコンが届いた。

これはScratchと接続してつかえるので、早速セットアップしようと思う。

 

ところでネットニュースによると、最近、韓国で、ソウル大学名誉教授の李栄薫さんの

反日民族主義という図書が売れているらしい。

この人を中心にしてYouTubeでも李承晩TVというものをやっており、内容は書籍とほぼ

同じとのこと。

私は先日から、この李承晩TVを見ており、日韓関係に関して理解を深めることが出来たし、

更に、他の書籍等を読んで知見を広げることができた。

この間の週末には、「秘録日韓1兆円資金」という本を読んだ。

これは、韓国の全斗煥大統領の時に、日本に対して1兆円もの資金提供(借款を含む)を

求めてきたときの話で、日韓両政府の内情等も分かって非常に面白かった。

 

この本を読んで、幾つか気になったことがあった。

まず、韓国の全斗煥大統領が、韓国の防衛費負担が日本よりも重いとの理由から、

堂々と1兆円資金の提供を日本に要求していることだ。

普通であれな、お願いする方が下手に出ると思うが、この本を読むと、日本政府の方が、

要求に関して、無理なことは無理と応えつつも、韓国の体面を尊重したりして

何か下手に出ている感じがした。

 

それと、時代背景として強く感じたのが、

全斗煥大統領は軍事政権であり、民主的に選ばれた政権ではなかったこと、

この当時はロシア・中国・北朝鮮に対抗するため、日米よりも米韓の結びつきの方が強そうなこと、

北朝鮮の方が韓国よりも経済力・軍事力が優れていると考えられていたこと

等、現状とは大きく違う環境立ったようだ。

特に、冷戦のため米韓の結びつきが強いと、日本はどうしても弱い立場になってしまう。

 

結局、1兆円の借款を成立させるまでの内情がいろいろと記録されていたが、

これらを理解すると、今の日米関係、北朝鮮の情勢等が今までよりも理解できた気がした。

この本を図書館に返却したときに、李栄薫名誉教授の「大韓民国の物語」という本も見つけたが、

内容的には李承晩TVと重複しているようだったのと、そろそろScratchを本気でやらないと

と思ったため、今回は借りなかった。

 

今も幾つかやらなくてはならないこと、やりたいことを抱えており、

なかなか思ったように進まないのが実状だが、

まああせらず1つ1つこなしていこうと思う。