今日も朝から快晴。
先週の天気予報では天気は良いものの、かなり寒くなるとのことだったが、
朝もマイナス1度、昼間は8~9度位で、「かなり」と言うほどは寒くなかった。
先週末頃に家内が突然「総持寺に行く」と言いだし、今日行くことになった。
福井の永平寺と並んで曹洞宗の2つの総本山のひとつとなっている。
私の実家は曹洞宗なので、是非、私も総本山に参拝してみたいと考えていたが、
昨年、北陸を旅行して、今は亡き父が参拝した永平寺を参拝することができた。
永平寺は、回廊で結ばれたお寺の建物が、山の傾斜に沿って建てられており、大変印象的だった。
そこで、次は比較的近い総持寺を参拝し、どのようなお寺か拝見したいと思っていたが、
丁度、家内が言い出してくれたので、早速でかけることにした。
総持寺は家から約40km弱、1時間半ほどかかる。
朝9時半頃に出発し、途中、カーナビの指示がわかりにくいところなどがあって、
づいぶんロスタイムがあった。
鶴見駅の近くは、道が狭く、ごちゃごちゃした印象で、
車で近くまでたどり着いて、お寺の屋根は見えているのに、
どこから入れるのか、なかなかわからなかった。
カーナビの指示も誤っており、
三方を回って、結局、線路沿いの道から入れることがわかった時には11時半を回っていた。
中の建物はどれも立派だった。
境内は若干の坂はあるものの、それぞれの建物は大きく立派で、
それらが永平寺と同様に回廊で結ばれていた。
本堂などで参拝してから、総受付の建物で御朱印を頂いた。
スタンプラリー化しているつもりはないが、
御朱印帳では、永平寺の御朱印に続いて総持寺の御朱印を頂くことができ、
何か亡くなった父を弔えたような気分になった。
40km近く走って、このまま帰るのも何なので、
数km先にある川崎大師も参拝することにした。
今度は、厄除けや家内安全を祈願したかった。
途中のファミレスでゆっくりと昼食をとって、川崎大師の駐車場についたのが、午後3時近くだった。
駐車場は、自動車の祈祷殿のところにあり、川崎大師とは少し離れている。
寂れた商店街を抜け、川崎大師の参道にはいると、両側におみやげ店も増えてきた。
境内に入って、線香の火をつけて、その煙をまとうことができた。
テレビでよく見るシーンである。
その後、大本堂、不動堂、薬師殿と順番に参拝し、御朱印も頂くことができた。
平日で人もあまり多くなかったのに、境内にはいくつかの屋台も出されていた。
ゆっくりと境内の鳥たちを見てから、帰ることにした。
門を出たところで、煎餅を何枚か買って、少しお行儀が悪いが、食べながら駐車場に戻った。
もうだいぶ夕方に近くなってきたので、自宅に帰ることにした。
約2時間かかって、周囲も暗くなってきたので、夕食も通りがかりのファミレスでとった。
結局、帰り着いたのは、午後6時半頃。
丸1日、車の運転で終わってしまったが、永らく行きたかった2つの立派なお寺に参拝することができ、
満足感を得ることができた。
あまり歩いていない筈なのに、万歩計は8千歩を越えていた。