2018年2月6日(火)リタイヤ生活451日目

今日も朝から快晴。

先週の天気予報では天気は良いものの、かなり寒くなるとのことだったが、

朝もマイナス1度、昼間は8~9度位で、「かなり」と言うほどは寒くなかった。

 

先週末頃に家内が突然「総持寺に行く」と言いだし、今日行くことになった。

 

総持寺とは、横浜・鶴見駅の近くに位置するお寺で、

福井の永平寺と並んで曹洞宗の2つの総本山のひとつとなっている。

私の実家は曹洞宗なので、是非、私も総本山に参拝してみたいと考えていたが、

昨年、北陸を旅行して、今は亡き父が参拝した永平寺を参拝することができた。

永平寺は、回廊で結ばれたお寺の建物が、山の傾斜に沿って建てられており、大変印象的だった。

 

そこで、次は比較的近い総持寺を参拝し、どのようなお寺か拝見したいと思っていたが、

丁度、家内が言い出してくれたので、早速でかけることにした。

総持寺は家から約40km弱、1時間半ほどかかる。

朝9時半頃に出発し、途中、カーナビの指示がわかりにくいところなどがあって、

づいぶんロスタイムがあった。

 

鶴見駅の近くは、道が狭く、ごちゃごちゃした印象で、

車で近くまでたどり着いて、お寺の屋根は見えているのに、

どこから入れるのか、なかなかわからなかった。

カーナビの指示も誤っており、

三方を回って、結局、線路沿いの道から入れることがわかった時には11時半を回っていた。

 

中の建物はどれも立派だった。

境内は若干の坂はあるものの、それぞれの建物は大きく立派で、

それらが永平寺と同様に回廊で結ばれていた。

本堂などで参拝してから、総受付の建物で御朱印を頂いた。

スタンプラリー化しているつもりはないが、

御朱印帳では、永平寺御朱印に続いて総持寺御朱印を頂くことができ、

何か亡くなった父を弔えたような気分になった。

 

40km近く走って、このまま帰るのも何なので、

数km先にある川崎大師も参拝することにした。

今度は、厄除けや家内安全を祈願したかった。

 

途中のファミレスでゆっくりと昼食をとって、川崎大師の駐車場についたのが、午後3時近くだった。

駐車場は、自動車の祈祷殿のところにあり、川崎大師とは少し離れている。

寂れた商店街を抜け、川崎大師の参道にはいると、両側におみやげ店も増えてきた。

 

境内に入って、線香の火をつけて、その煙をまとうことができた。

テレビでよく見るシーンである。

その後、大本堂、不動堂、薬師殿と順番に参拝し、御朱印も頂くことができた。

平日で人もあまり多くなかったのに、境内にはいくつかの屋台も出されていた。

ゆっくりと境内の鳥たちを見てから、帰ることにした。

門を出たところで、煎餅を何枚か買って、少しお行儀が悪いが、食べながら駐車場に戻った。

 

もうだいぶ夕方に近くなってきたので、自宅に帰ることにした。

約2時間かかって、周囲も暗くなってきたので、夕食も通りがかりのファミレスでとった。

 

結局、帰り着いたのは、午後6時半頃。

丸1日、車の運転で終わってしまったが、永らく行きたかった2つの立派なお寺に参拝することができ、

満足感を得ることができた。

あまり歩いていない筈なのに、万歩計は8千歩を越えていた。