梅雨時らしく、朝からどんよりとした天気。
舛添都知事の辞任のニュースは一段落して、現在は、公認候補や都議の高額出張が話題になっている。
ところで都知事選挙に50億円近くの金がかかる、との話がある。
税金を使って全く迷惑な話であり、辞任した舛添さんには補償して欲しい位である。
でもなぜ50億円近くもかかるのか?
たぶん、公示、選挙公示版、選挙監理委員会、投票会場、開票などなど様々なものに多くの人やモノが関わっており、これだけの費用になるのだと思うが、もっと経済化できないのだろうか。
直前に参議院選挙もあり、流用できるものもありそうだし、もっとIT技術を駆使して安く迅速にできそうな気がする。
しばらく前だが、日本ほどの先進国で投票にITを利用していないのか、とある外国人のかたに言われた。
その通りではないかと思う。
当然検討もされているし、障壁が多いのだとは思われる。
しかし現在、金融、運輸、通信等の重要インフラではIT技術が駆使されており、投票にもIT技術は適用可能な筈である。
実現されれば、「開票速報」等という概念はなくなり、投票終了時刻直後に結果が判明する筈である。
なぜ50億円の話の際にこの議論がなされないのであろうか?
開票の状況次第とのことで、やがて逆転すると見込んでいたが、開票が50%を過ぎても、更に進んでも逆転する兆しはない。
やがて為替などの市場で大混乱が発生。
いきなりポンドが暴落し、円が高騰した。
株価もあおりを受けて大暴落。
このようなことがおきるのだという、典型的な大事件だった。
特に残留は優位と聞いて、そちらに賭けていた人の中には、かなりの大損害を被った人もいるのではないか。
逆に要領の良い人は、今回の国民投票の前に、為替や株取引をいったん手控えるようなことをやったのだと思う。
とんでもない1日だった。
これで国際的に孤立主義がはびこらないと良いのだが。