最近、ボランティア活動などで、お年寄りと一緒に活動する機会が増えた。
私自身も年寄りといえば年寄りだが、
ここでは更に上の方、前期高齢者、後期高齢者の方々を指している。
ネットを見ていたところ、面白い記事が見つかった。
A snapshot of the age distribution of psychological
well-being in the United States
(米国における心理的幸福の年齢分布のスナップショット)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20479218
英文でもありあまりキチンとは読み込んでいないが、米国における
アンケート調査の結果、 50代初めを底辺として、その後は年齢と
共に幸福度が増す、この傾向は代所共に同じ、と書かれているようだ。
日本では、最も人口の多い団塊の世代が前期高齢者入りして社会全体の
高齢化が進み、それとともに貧困老人といった言葉も耳にするようになった。
でも私が現在ふれ合っている高齢者の方々は、皆、楽しそうに生活しており、
この論文と同じ傾向のように感じる。
特に最近ありがたいと感じているのは、あまり気を使わなくても良い
気さくな感じの方が多く、片意地張ったようなおつき合いが少ない。
最近は、日本の高齢者社会を問題にする人もいるが、
もしこの論文の内容が、そのまま日本でも成立するのであれば、
今後更に進む高齢化によって、日本人の幸福度があがっていくことになる。
どこやらの国民の幸福度の 高い国に近づくかもしれない。