2017年4月25日(火)リタイヤ生活260日目

久々に朝から良い天気だった。

 

いつものように火曜日は午前中にジムへ。

気持ちの良い汗をかいて、午後からは家内と散歩に。

 

家内は、たまに一人で散歩に出るが、道に迷うことが多い。

昨年2月にこちらに引っ越して来たので、既に在住1年以上になるが、

相変わらず、今まで歩いたことのない道を行くと、逆方向に行ってしまうようだ。

 

一昨日も、私は午後から打ち合わせで不在だったので、家内は少し歩こうと外に出て、

私と一緒に歩いたことのある道を逆にたどったらしい。

が、途中まで行って、急な階段を登り切ったところで、行くべき右ではなく左に行ってしまったとのこと。

頭の中に付近の地図があれば、明らかに右に曲がるところだが、

その時には左に行く人が多かったらしく、何も考えず同じ方向に進んでしまったらしい。

 

こんな時のために、GooleMapの使い方も教えてあるのだが、

それをみて、ますます家から遠ざかる方向に進んでしまった。

結局、ちょっと散歩の筈が、10km以上歩いてしまったとのこと。

まさに我が夫婦は、地図の読めない女と話を聞けない男、の通りだ。

 

そのため今日はいっしょに外出することになった。

目標は、少し離れた、今までは車でしか行ったことのないスーパーマーケット。

重い荷物も持ちやすいように、折り畳み式のナップザックを持って、

家内に道を教えながら、若干アップダウンはあるが、最短距離を進む。

家内は、アップダインが苦手だが、距離の長いのはもっとイヤだと言うことで、

私はできるだけゆっくり、山岳ガイドのような気分で一緒に歩く。

 

天気も良く、通りがかりにある森林では、多くの小鳥がのどかにさえずっている。

家内は、一昨日の長距離を歩いた疲れがまだ抜けないので疲れたと言っているので、

家内の好きな小鳥や花の話をしながら歩くと、疲れも忘れて元気に歩けるようだ。

このようなやり方も、リタイヤして家内と一緒の時間が増えて、

このようなやり方も体得することができた。

 

スーパーマーケットについて、そこの小さなフードコートのようなところで一休みして、

少し買い物をしてから帰路につく。

帰路は往路以上に、気をそらせる作戦が効いた。

そのため家内は、帰り道の方が少し長い距離を歩いたにも関わらず、かえって近かったと言っていた。

人間の心理はこんなものなんだろうか。

 

会社員の頃は、全体的に男性社会で、ロジックで仕事をこなしていたが、

家庭中心になると、エモーションが重要なようだ。